西川美和さんのファンです^^ 映画もですが、文才もあって、すごいですー!
なのに、いつも謙虚で自信なさげでいらっしゃる。
本作は色々な雑誌などに投稿されていたエッセイをまとめた本でした。
面白かったです。
映画の話や、映画製作に携わるスタッフさんや、是枝監督のこと、オダギリジョーはじめ役者さんのこと、西川美和さんご本人のことなど、色々書かれていました。
やっぱり、人間観察に優れているし、ちょっと一歩後ろに立って世間を見る目を持っている方だなぁ~と思いました。
印象に残ったところは、「夢売るふたり」での、ねずみの撮影や、松さんと一緒に取りに行ったフォークリフトの免許取得、江原由香さん(ウェイトリフティングのキュートな女性役)のこと、
75kg以上の格闘家やプロレスラーなどの女性の魅力(納得がすごくいった・・・。まさに「夢売るふたり」で感じた、江原さんが演じた女性のチャーミングさを、文章にして表現されていました)、 お仕事探訪でのトルコ嬢の女性、オーディションでの少女(イジメに長年遭って、既にある部分で凄い人生経験を積んでいる・・)。
西川監督のプライベートな記述では、子供の頃酷い蓄膿で手術を受けた事(担当医師が「強い、強い!」と言い、泣かなかった事、太宰ファンだったこと、自分に自信が無いところ、英語が苦手なところ・・・・などなど。
「ゆれる」のシナリオについて、最初のから何度か変更した時に、香川君が強くダメだしをしてくれた事、そもそも原案は夢だったこと、真木よう子さんが「私が不安になってるとでも?」って表情をしたこと・・・などなど。
また次の作品も楽しみです!!
これからも一杯、グサっと来る、えぐい映画を作ってください
西川美和
きのうの神さま
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