小川さんの神戸新聞に10数年掲載されているエッセイや、過去に発表された短編を集めた本。
表紙が可愛いです。実際に作った陶器の画像だとのこと。
一杯短編があるのですが、特に印象に残ったのが「小石を拾いに」というお話。
かつて実家に下宿していた女の子。医大を目指して2,3浪中。
毎日予備校から同じ時間に帰宅し(ポケットにいつも石を忍ばせて持ち帰っていた)、真面目でキッチリとしていた女の子が、突然亡くなる。
彼女の机の引き出しを開けてびっくり、そこには一杯石が詰まっていた・・・
これは一つの小説で是非読んでみたいなあ!
今まで発表された小説「ことり」他、小説を書くに至ったエピソード等も興味深かったです。
ブンちゃん、ラブというワンコとか、あと小川さんの推しのミュージカルスターさんのお話とか。
つい調べちゃいましたよ。Fって名前だから検索したら、すぐ判明。
彼がツイッターで、小川さんのことをつぶやいていました shoichi.fukuiさん
本日、作家の小川洋子さんがご観劇下さいました。そして以前、僕をモデルに書いて下さった短編小説「一つの歌を分け合う」が短編集として一冊の本になったとの事でプレゼントしてくださいました。
やったー😆 本当にありがとうございます!
小川さんのお母様が60代で体が動かなく病気に、お父様が最後は娘の事が解らなくなっていた・・・と書かれていて、お二方ともお亡くなりなられたのね・・・。
お父様は戦争時代に苦労をしたし、子煩悩でいて、とんかつを脂身の処を好んで食べて(昔はそれがご馳走だったそう とはいえ赤身の方がもっと美味しかったはずだけどね)、子供達には赤身のところをあげていたそうな。
小川さんが小説を書きはじめたころ、夫は水島コンビナートで働いており、深夜の帰宅で専業主婦だった為時間があったが、芥川賞を受賞したときは、息子さんがまだ産まれたばかりの頃だった。授賞式にシルクの赤いワンピースを用意した。
高校時代、いつも一人でいて誰とも話さなかったので、同窓会で彼女についてのエピソードを求めても誰からも回答が得られなかったそうな。
遠慮深いうたた寝 2021/11/9 小川洋子
小川洋子さんの他の本の感想
「そこに工場があるかぎり」「科学の扉をノックする」
「アンネ・フランクの記憶」
「密やかな結晶」
「小箱」
「約束された移動」
「あとは切手を、一枚貼るだけ」
「口笛の上手な白雪姫」
「シュガータイム」
「不時着する流星たち」
「琥珀のまたたき」
「注文の多い注文書」
「いつも彼らはどこかに」
「ことり」「とにかく散歩いたしましょう」 感想
「最果てアーケード」「余白の愛」小川洋子
刺繍をする少女
人質の朗読会
妄想気分
原稿零枚日記」
「ホテル・アイリス」「まぶた」「やさしい訴え」
「カラーひよことコーヒー豆」
小川洋子の偏愛短篇箱
猫を抱いて象と泳ぐ
「偶然の祝福」「博士の本棚」感想
妊娠カレンダー、貴婦人Aの蘇生、寡黙な死骸 みだらな弔い
薬指の標本 5つ☆ +ブラフマンの埋葬
「おとぎ話の忘れ物」と、「凍りついた香り」、「海」
「ミーナの行進」「完璧な病室・冷めない紅茶」感想
表紙が可愛いです。実際に作った陶器の画像だとのこと。
一杯短編があるのですが、特に印象に残ったのが「小石を拾いに」というお話。
かつて実家に下宿していた女の子。医大を目指して2,3浪中。
毎日予備校から同じ時間に帰宅し(ポケットにいつも石を忍ばせて持ち帰っていた)、真面目でキッチリとしていた女の子が、突然亡くなる。
彼女の机の引き出しを開けてびっくり、そこには一杯石が詰まっていた・・・
これは一つの小説で是非読んでみたいなあ!
今まで発表された小説「ことり」他、小説を書くに至ったエピソード等も興味深かったです。
ブンちゃん、ラブというワンコとか、あと小川さんの推しのミュージカルスターさんのお話とか。
つい調べちゃいましたよ。Fって名前だから検索したら、すぐ判明。
彼がツイッターで、小川さんのことをつぶやいていました shoichi.fukuiさん
本日、作家の小川洋子さんがご観劇下さいました。そして以前、僕をモデルに書いて下さった短編小説「一つの歌を分け合う」が短編集として一冊の本になったとの事でプレゼントしてくださいました。
やったー😆 本当にありがとうございます!
小川さんのお母様が60代で体が動かなく病気に、お父様が最後は娘の事が解らなくなっていた・・・と書かれていて、お二方ともお亡くなりなられたのね・・・。
お父様は戦争時代に苦労をしたし、子煩悩でいて、とんかつを脂身の処を好んで食べて(昔はそれがご馳走だったそう とはいえ赤身の方がもっと美味しかったはずだけどね)、子供達には赤身のところをあげていたそうな。
小川さんが小説を書きはじめたころ、夫は水島コンビナートで働いており、深夜の帰宅で専業主婦だった為時間があったが、芥川賞を受賞したときは、息子さんがまだ産まれたばかりの頃だった。授賞式にシルクの赤いワンピースを用意した。
高校時代、いつも一人でいて誰とも話さなかったので、同窓会で彼女についてのエピソードを求めても誰からも回答が得られなかったそうな。
遠慮深いうたた寝 2021/11/9 小川洋子
小川洋子さんの他の本の感想
「そこに工場があるかぎり」「科学の扉をノックする」
「アンネ・フランクの記憶」
「密やかな結晶」
「小箱」
「約束された移動」
「あとは切手を、一枚貼るだけ」
「口笛の上手な白雪姫」
「シュガータイム」
「不時着する流星たち」
「琥珀のまたたき」
「注文の多い注文書」
「いつも彼らはどこかに」
「ことり」「とにかく散歩いたしましょう」 感想
「最果てアーケード」「余白の愛」小川洋子
刺繍をする少女
人質の朗読会
妄想気分
原稿零枚日記」
「ホテル・アイリス」「まぶた」「やさしい訴え」
「カラーひよことコーヒー豆」
小川洋子の偏愛短篇箱
猫を抱いて象と泳ぐ
「偶然の祝福」「博士の本棚」感想
妊娠カレンダー、貴婦人Aの蘇生、寡黙な死骸 みだらな弔い
薬指の標本 5つ☆ +ブラフマンの埋葬
「おとぎ話の忘れ物」と、「凍りついた香り」、「海」
「ミーナの行進」「完璧な病室・冷めない紅茶」感想
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