こんばんは。
さて、今週末からはゴールデンウィークということで
那須にも観光で多くの方が来ることでしょう。
そんな観光の方にも、地元の方にもご利用頂きやすいような
半土産、半自家用を落としどころとした商品を
ホームページにまとめようとしております。
http://lechevrefeuille.jimdo.com/souvenir-de-voyage/
(現在製作途中です)
そんなわけで、
ページ製作ついでにこちらでも詳細をご紹介しようと思いまして、
しばらくはこのシリーズが続きます。
今回は
「ロイヤルロード」の復活についてです。
3年前にやっていたのですが、いまいちぱっとせず、やめておりましたが
時代も少し変わりまして、合わせてリニューアルとなりました。
まず、ショコラのベーシックなものを「ロイヤルロード」としまして、
季節代わりのものをもうひとつ作る2種体制での提供となりました。
名前の由来は当店の面しております湯本と国道4号を結ぶ
県道21号線の平成14年から使われている愛称の「ロイヤルロード」からです。
「ロイヤルロード」という名前は皇族の方の御用邸静養の際に通る道で
且つ御用邸入り口に面しているための名称となっております。
そのロイヤルロードの御用邸敷地内を通る部分が約1.5㎞の直線道路となっており、
周りは手付かずの雑木林で、
那須の自然を感じることの出来る通りとして
写真などでよくご覧いただける風景となっております。
そんな直線道路をイメージしたクリームと
それを囲う雑木林をスポンジ生地でイメージして
作ったものがこの「ロイヤルロード」というわけでございます。
ではベーシックな「ロイヤルロード」の変更点。
まず生地ですが、これまではココアで風味付けした
しっとりふわふわな生地だったのですが、
昨今のチョコレートに対しての理解の深度を加味しまして
カカオマス(ビターチョコレート)を生地にも加えまして、
ココア生地から「カカオ生地」へと変わりました。
(しっとりふわふわは変わりませんが)
次にクリームですが、従来品よりもクリーム比率が多くなりまして
クリーム多め仕様となりました。
カカオ感を強めるために生チョコにしようかとも思ったのですが
生地とのバランスを考えまして軽い食感のチョコレートクリームに留めました。
クリームのチョコレートは西アフリカ産ファラステロ種カカオと
南米産トリニタリオ種カカオをブレンドした
カカオ分62%のチョコレートをベースに使用しております。
見た目は昔からある生チョコサンドケーキですが
軽さの中にカカオを感じる当店ならではのものかなと思います。
普段原料についてあまり語らないようにしているのですが(笑)
今回はわかりやすくするためあえて触れてみました。
長くなったのでもう一種は明日改めて。