東京史跡巡り
外桜田門
(そとさくらだもん)
外桜田門(そとさくらだもん)は、江戸城の内堀に作られた門の一つです。
江戸城には内桜田門と外桜田門の2つが存在しますが、内桜田門は桔梗門、外桜田門を桜田門と指すことが多いです。
外桜田門国指定重要文化財 1961年(昭和36年)6月7日指定桜田の名は、この地が古代に桜田郷と呼ばれていたことに由来し、江戸の主要道が通過する場所でした。徳川家康入国直後の絵図には「小田原口」と記載されています。門周辺の石垣は、1614年(慶長19年)真壁藩(現在の茨城県)藩主浅野長重によって築かれ、寛永年間(1624~1644)に門が建築されました。門の周囲には、有力外様大名の屋敷が多くありました。1860年(万延元年)桜田門外の変は、彦根藩(現在の滋賀県)の藩主で大老の井伊直弼が屋敷から登城中に水戸浪士に襲撃された事件です。1923年(大正12年)の関東大震災で門が壊れましたが、再建され現在に至っています。千代田区掲示板より引用
所在地
東京都千代田区皇居外苑1
最後に
桜田門外の変があったこの場所。
幕末の政局の一転となった事件があったとは思えないほど、現在は静かな時が流れていました。
参考
Wikipedia