リートリンの覚書

天皇とは? 神宮に贈られる神馬


神宮に贈られる神馬


伊勢の神宮の皇大神宮(内宮)、
豊受大神宮(外宮)では、

通常、
2頭ずつ神馬と呼ばれる馬が
飼養されています。

神馬は、
古くより皇室から
国家安寧などの祈願のために
奉納されてきた歴史をもちます。

奈良時代には朝廷から毎年、
両宮に5頭ずつ奉られ、
そのうち2頭ずつを選び
厩で飼う神馬にしたといいます。

中世期に、
この「神馬牽進(けんしん)」
という馬を奉納する制度は
一度途絶えましたが、
江戸時代末期に復活しました。

明治2年(1869)からは、
毎年ではなく、
神馬の退落(たいらく・亡くなること)
ごとに皇室から奉るように改められました。

神馬となる馬は、
宮内庁車馬課が、
管理している乗用馬の中から
馬の気性などを見極め、
総合的に判断し、
候補馬を推薦したのち、
天皇陛下のご内意を得て選定されます。

候補馬は一旦、
宮内庁御料牧場で調教した後、
3~6か月後をめどに
神宮に贈られるといいます。

奉納のときには、
宮内庁御料牧場長などが参列して
「御馬牽進式」
と呼ばれる神事が
執り行われるのが習わしです。


「神馬牽参(けんざん)」


毎月1日、11日、21日の
「神馬牽参(けんざん)」

厩の中にいることが多い
神宮の神馬ですが、
毎月の1のつく日には、

参道を牽かれて正宮(しょうぐう)へ進み、
参拝する「神馬牽参」という行事が
行われています。

毎月1日、11日、21日の午前8時ごろ、
色鮮やかな頭絡と菊花紋章がついた
馬衣をまとった姿を
目にすることができます。


感想

勉強不足で、
神馬が皇室から奉納されているとは、
知りませんでした😓

神様が乗られる馬。
神馬。

勉強することは新しい発見ができ、
楽しい限りです。

さて去年、
伊勢神宮を参拝したのですが、
時間が足りず、
神馬を見ることができませんでした。

馬好きなのに…

旅行は、
下調べを充分にしないと
後で後悔しますね😔

リベンジ。

今回、
神馬牽参を知ることができたので、
次回の参拝には、

毎月1日、11日、21日の午前8時ごろ
を狙って参拝したいと思います。

さて、今日はこれで。

最後まで読んで頂き
ありがとうございました。



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