立皇嗣の礼(りっこうしのれい)とは?
第126代天皇陛下(徳仁)が
秋篠宮文仁親王殿下の立皇嗣したことを、
国の内外に宣明する一連の国事行為で、
皇室儀礼です。
第125代・天皇(明仁・現・上皇)が
退位し、
令和元年5月1日を以て
第126代天皇(徳仁)が
即位したことに従い、
秋篠宮文仁親王殿下が
皇嗣(皇位継承順位第一位)となりました。
従来は、
皇嗣(皇位継承順位第一位になる者)が
「皇太子」であったため
「立太子の礼(りったいしのれい)」が
行われてきました。
しかし、
第126代天皇(徳仁)には男子が
不在であったため
実弟の文仁親王殿下が皇嗣となりました。
この際、
文仁親王殿下に
「皇太弟(こうたいてい)」の
称号が定められなかったため、
儀式の名称が「立皇嗣の礼」となりました。
「天皇陛下の御退位及び
皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会」
立皇嗣を国内外に宣明する
「立皇嗣の礼」は、
即位礼正殿の儀(10月22日)から半年後の
2020年(令和2年)4月19日に
皇居宮殿・正殿松の間などで
行われる方向で調整が進められていました。
しかし、
令和2年4月10日、
「世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響から緊急事態宣言が発令されたことを踏まえ延期する方向で調整を進めていること」
が明らかになりました。
その後、
同年10月8日に
「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会」
が開かれました。
その式典委員会で、
2020年(令和2年)11月8日
開催すると決定しました。
式典では、
天皇皇后両陛下、皇嗣秋篠宮文仁親王殿下、
皇嗣文仁親王妃紀子殿下、菅首相を除き、
参列者にはマスク着用を求め、
アルコールによる手指の消毒、
会場の換気をよくするなど
感染防止を徹底し、
参列者の人数を当初予定していた
300人から50人ほどに
大幅に絞り込むことを決定しました。
また皇嗣・皇嗣妃が
賓客と食事を共にする祝宴
「宮中饗宴の儀
(きゅうちゅうきょうえんのぎ)」は、
新型コロナウイルス(COVID-19)
感染拡大防止の観点から
中止することになりました。
感想
11月8日に開催された、
「立皇嗣の礼」
もう、だいぶ経っているじゃん、
と、ツッコミをいただきそうですが…😅
ちょっと、
まとめておきたいと思い記事にしました。
本来なら4月19日に開催される予定でしたが、
COVID-19感染拡大の影響から
延期になってしまいました。
その際、
新嘗祭までに、
開催されなかったらどうしようと、
不安に思っていましたが。
無事に開催されたことにより、
正式に秋篠宮文仁親王殿下が
皇嗣になられたことにホッと安堵しています。
ただ、ニュースを読んでみますと、
コメントに否定的な意見が多く
残念に思います。
その反対者の意見を
一部読ませていただきました。
憲法第一条に、
天皇は日本国の象徴であり
日本国民統合の象徴であつて、
この地位は、
主権の存する日本国民の総意に基く
とあるのに
世論調査の8割が女性天皇賛成しているのに、
国民の意見を聞かず、
愛子さまを無視して
秋篠宮さまを皇嗣にするなんて
おかしい、法治国家とは思えない。
と述べていました。
イヤ、
その世論調査の8割が
正しい数字なのかが疑問です。
保守的と言われる、
産経新聞でさえ、
世論調査のねつ造が発覚しています。
ほかの報道機関の数字なんで
全く当てにならん。
また、正しい数字であったとしても。
報道機関や教育機関は、
日本の国体を破壊したいと
思っている人たち(日本が嫌いな人達)が
かなり入り込んでいます。
そのひとたちは、
自分達の都合の良い情報を垂れ流し、
(捏造もあり)
自分達にとって不都合な情報は隠蔽する。
報道しない自由を行使しています。
また、教育者は
中立でなければならないはずなのに、
偏った教科書を作り、
使用させ、
そして、
偏った授業をしているのが実状です。
ですから、
国民に正しい情報、
思想に偏りのない平等な情報が
世に出てこない。
皇族の方々や
天皇がどういった仕事をしているのか?
そして、
天皇陛下が行っている宮中祭祀が
どういったものなのか?
天皇家の歴史など、
知る機会が減り、
正しい知識がないまま行われたアンケートに
何の意味があるのでしょうか?
反対者の方も
その辺知った上で反対だと
述べているのでしょうか?
先人が守り続けて来たこと、
先人が伝え続けて来たことに
無意味なものはないのです。
意味があるからこそ
そのことが続いているのです。
天皇が直系男子で続いてきた事にも、
意味があるからこそ続けて来た、
続けてこれたのです。
それをよく知らないまま、
我々の時代に
二千年以上続いてきたことを
終わらせていいのでしょうか?
正しい情報を知って欲しい、
知った上で判断して欲しいと
切に願います。
さて、今日はこの辺で。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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参照に書かせて頂きました。
写真はYahoo!JAPANより出典