日本書紀 巻第二十六
天豊財重日足姫天皇
(あめとよたからいかしひたらしひめのすめらみこと)
斉明天皇
(さいめいてんのう)
・出自
天豊財重日足姫天皇
(あめとよたからいかしひたらしひめのすめらみこと)は、
初めに、
橘豊日天皇
(たちばなのとよひのすめらみこと)の孫、
高向王
(たかむくのおおきみ)と結婚して、
漢皇子(あやのみこ)を生みました。
後に、
息長足日広額天皇
(おきながたらしひひろぬかのすめらみこと)と
結婚して、
二男一女を生みました。
二年に皇后に立ちました。
息長足日廣額天皇紀に見られます。
十三年冬十月、
息長足日廣額天皇が崩じました。
明年正月、
皇后が天皇の位に即きました。
元を改めた、
四年六月、
天万豊日天皇
(あめのよろずとよひのすめらみこと)に
位を譲りました。
天豊財重日足姫天皇を
皇祖母尊(すめみおやのみこと)と
いいました。
天万豊日天皇は、
後の五年十月に崩じました。
(感想)
斉明天皇は、
初めに用明天皇の孫の高向王と結婚して、
漢皇子を生みました。
後に、
舒明天皇と結婚して、
二男一女を生みました。
舒明2年に皇后に立ちました。
舒明天皇紀に見られます。
舒明13年冬10月、
舒明天皇が崩じました。
翌年正月、
皇后が天皇の位に即きました。
元号を大化と改めた、
その4年6月、
孝徳天皇に位を譲りました。
皇極天皇を皇祖母尊といいました。
孝徳天皇は、
後の白雉5年10月に崩じました。
今日から斉明天皇の条を
読んでいきたい思います。
一度天皇の位を弟に譲り
ひたたび天皇の位についた斉明天皇。
どのような政治を行ったのでしょうか?
明日に続きます。
読んでいただき
ありがとうございました。
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