リートリンの覚書

日本書紀 巻第二十九 天命開別天皇 六十三 ・八色の姓の詔 ・十三氏に眞人という姓を与える



日本書紀 巻第二十九 
天命開別天皇 六十三

・八色の姓の詔
・十三氏に眞人という姓を与える



冬十月一日、
詔して、
「更に諸々の氏之の族姓を改め、
八色の姓を作り、
天下の萬姓を混ぜることとする。

一曰く、眞人(まひと)、
二曰く、朝臣(あそみ)、
三曰く、宿禰(すくね)、
四曰く、忌寸(いみき)、
五曰く、道師(みちのし)、
六曰く、臣(おみ)、
七曰く、連(むらじ)、
八曰く、稻置(いなき)」
といいました。

この日、
守山公(もりやまのきみ)、
路公(みちのきみ)、
高橋公(たかはしのきみ)、
三国公(みくにのきみ)、
当麻公(たぎまのきみ)、
茨城公(うまらきのきみ)、
丹比公(たじひのきみ)、
猪名公(いなのきみ)、
坂田公(さかたのきみ)、
羽田公(はたのきみ)、
息長公(おきながのきみ)、
酒人公(さかひとのきみ)、
山道公(やまじのきみ)、

十三氏に眞人という姓を賜りました。

三日、
伊勢王(いせのおおきみ)等を遣わして、
諸国の堺を定めさせました。

この日、
県犬養連手繦
(あがたのいぬかいのむらじたすき)を
大使とし、

川原連加尼
(かわはらのむらじかね)を
小使として、
耽羅(たむら)に遣わしました。



・耽羅(タムラ)
済州島



(感想)

(天武天皇13年)

冬10月1日、
詔して、
「更に諸々の氏之の族姓を改め、
八色の姓を作り、
天下の万姓を統一することとする。

一に、真人という、
二に、朝臣という、
三に、宿禰という、
四に、忌寸いう、
五に、道師という、
六に、臣という、
七に、連という、
八に、稲置という」
といいました。

この日、
守山公、路公、高橋公、三国公、当麻公、
茨城公、丹比公、猪名公、坂田公、
羽田公、息長公、酒人公、山道公、

13氏に真人という姓を与えました。

3日、
伊勢王らを派遣して、
諸国の境界を定めさせました。

この日、
県犬養連手繦を大使とし、
川原連加尼を小使として、
耽羅に派遣しました。

明日に続きます。

読んでいただき
ありがとうございました。





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