歩道を歩いていると、向かいから小学生の男の子が来ました。
狭い歩道で、そのまますれ違うのは難しかったので、半身を引きました。
すると、男の子は立ち止まって道を譲ってくれたので、会釈して通り過ぎました。
私は子どもの頃「子どもは大人の人に道を譲りなさい」と教わりました。
別段不思議にも不満にも思わず、そうしていました。
でも今日、自分が道を譲られてみて「なんで子どもが道を譲るんだろう?」と思いました。
「目上の人を敬いなさい」?
・・・そんな風に言われた覚えはあります。
でも、なんか違和感。
私としては安全に配慮して、子どもを先に通したいかも。
道の通行は安全第一だと思うから。
第一、道を譲る=敬うという感覚が、私には馴染まない。
「子どものほうがさっと譲れるから」?
・・・大人の方が、先に気づいて行動できるんじゃないかなぁ?
「子どもは周りの状況に気を配ったり(危険管理も含む状況把握の習慣)、周りの人に譲る(社会性の獲得)ということを身につける練習が必要だから」
・・・うん、これならわかるかも。
だとしたら、私は会釈だけじゃなくて、彼にちゃんと「ありがとう」とお礼を言って、大人としての模範を示すべきだったなぁ、と反省。