さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

2017.10.22台風21号 岸和田市大沢町復旧工事説明会

2018-04-29 08:04:14 | 日々の活動
4/28午後7時から、岸和田市大沢町で、昨年の台風21号の災害復旧工事の経過と今後の見通しについて報告会がありました。
昨年12月の報告会に続き2回目です。牛滝川を堰き止めた崩落土砂撤去は五月中に終了し、その後、道路の復旧工事にとりかかります。その進行に合わせて水道管埋設の工事が行われます。新しい水道管は災害に強いものに変更します。(管の継ぎ目が抜けにくい構造)

あと、今後問題なのは崩落斜面の土砂が再度崩落しないかということ。
谷を盛り土しているため、今も危険な状態です。工事するための仮の土留めでは、住民の命と暮らしは守れないのではないか。この危険回避の手立てをどうするか検討課題です。

はじめ、永野市長がこの大沢の件に関して市長の思いをお話して、すぐに退席する事になっていましたが、住民から「市民の命より大事な仕事ってなんなのか?」「最後まで残るべきではないか」「人命失われてるんやで!」と口々に怒りの言葉が発せられ、市長はその言葉を受け止め、後の予定をキャンセルして最後まで残り、住民の意見に耳を傾けました。

住民にしてみれば、盛り土さえなければこんな事にならなかった。府も市も50回以上土地所有者に危険だからとお願いに行った事が明らかになりました。当時、盛り土を中止させる強制力のある法的整備がなかったため、行政としてはお願いするしかなかったと説明がありました。

砂防ダムを作るか、土砂撤去か、その費用はどうするのか、という大きな課題と、日々の生活の中での細かな不便さの憤りが噴出しました。
住民の生命と暮らしを守る本来の行政の役割を全うしてほしい!という基本のキを突きつけられた説明会でした。

テレビ局のカメラも最後まで入っていました。


#大沢町 #台風21号 #復旧
#土砂崩れ

地域の方と党を結ぶ「赤旗しんぶん」

2018-04-29 06:34:37 | 日々の活動
昨日は朝から地域の方と一緒にしんぶん赤旗の読者さん、以前の読者さんのお家を訪問して憲法9条改憲許さない3000万人署名のお願いをさせてもらいました。

「こんなん、変えてもろたらアカンよ!」と快く署名。中には「何枚か預かって署名してもらうわ」と協力してくれる方も。
「ホンマに安倍さん、どないかしてよー」
「共産党はええこと言うてるけど、力ないからなー。がんばってよー」と叱咤激励。ホンマにその通りです。
もっと大きくならないと今の情勢に見合ってないです。

この地域を40年近く赤旗を配達集金してきた党員の方と一緒に訪問させてもらって感じたことは、読者さんとの強い結びつきです。お互いの子どもたちが成人し、家庭をもち独立していても、保育所時代からの話や、仕事の話が飛び出します。
そんな中で、元読者の方に見本紙を渡すと「日曜版また、読むよ、あんた、私の顔を月一回は見に来たいやろ!」と笑いながら購読をしてくれることに。

また、生活相談も寄せられました。
「雑草が繁って見通しが悪くて危険な場所をなんとかしてほしい」と相談も受けました。あとで現場確認すると本当に危険でした。河川沿いなので、民地でなければ対処出来そうです。

前川喜平さんと寺脇研さんの講演

2018-04-28 06:40:20 | 日々の活動
青年法律家協会和歌山支部主催「これからの日本 憲法と教育の危機」 と題して、元文科省事務次官 前川喜平さん、同じく元文科省官僚で前川さんより4歳先輩の寺脇研さんの講演と和歌山大学名誉教授堀内秀雄さんコーディネーターによる3人のディスカッションが4/27午後6時より和歌山県民文化会館大ホールで行われました。聴衆1500人。さすが前川威力。

会場を大きなところに変更し、混雑予想されるとfbで拝見し、5時に現地に着いたら文化会館入り口から下の階段まで長蛇の列になってました!
でもしっかり真ん中前方の席に座れ、加計学園問題で「あったことをなかったことにできない」「行政が歪められた」で時の人となった前川喜平さんじっくり拝見、拝聴させてもらいました。

自主憲法制定と言って憲法を変えたがる自民党は、国民投票が不要な憲法に基づく教育基本法から手をつけ変えてしまった。でも、政治権力が教育に介入する事については許さない文言は守れた。
今、法律で政治が介入可能な入り口を作られたので、それを跳ね返していくのも教育現場と国民世論。名古屋の中学での前川さん講演についての文科省の介入は戦後初の出来事で言語道断。

改憲反対言う前に、まず憲法読んで自分たちの生活に活かすこと。そして、小さな出来事でも、憲法に照らして基本的人権が侵されていないか自分たちでチェックし、声を上げていくことが大事。

安倍政権は保守ではなく右翼政治。
中曽根内閣は教育を変えようと臨教審を立ち上げたがその理念が、個人の尊重と個性を育てるとなったことに中曽根首相は「失敗した!」とこぼしていた。

この事からも、時の政治権力から文科相の職員や教育現場、国民が子どもたちの教育を自民党の戦前の軍国主義教育につながる個人の上に国家を置く狙いを封じ込めたことがわかる。
しかし、封じ込めただけで、ずっと内在し続けた。
小泉内閣時代までは各省庁が物が言えて議論できた。
しかし、今、官邸が人事を握り、モノ言えない安倍一色になった。
いま第二次安倍内閣になって道徳教育の教科化が今年四月から小学校でスタートした。道徳教科書には礼の仕方、1つの事象を例に挙げ、それに対する対応を書いている。しかし、どれが正しいかは現場で教員と子どもが議論し、たどり着けばよい。

日本は憲法変えて戦争する国になるか、変えずに平和路線を歩むか岐路に立っている。確かに危機的状況だが、若者はしっかり育っている。

道徳教科書ができたからと言って落胆することはない。そんな教科書を使って、アクティブラーニング。

憲法も教育も危機的だけれど、とても楽観的に講演者のお二人は構えておられました。

いま大事なことは、草の根で憲法を語り合うこと、生活の中で憲法を考えること。
それが国民として力をつけることになる。これが生涯学習です!
知らない間に憲法が変えられ、基本的人権が奪われないように国民として、常に学習をしていかねばなりません。今、夜間中学の生徒は「憲法を学びたい」と言う人が増えています。

危機的なのに、なんだか爽やかで明るい気持ちになった講演会でした。
もっといっぱい書きたいけれど、これくらいにしておきます。岸和田から行ってよかった!3時間半かけて来られた方もいらっしゃったとか。


アベ政権総辞職、憲法9条改憲許さない阪南大集会

2018-04-21 22:19:45 | 日々の活動
暑い中憲法9条改憲絶対ノー!
安倍内閣退陣!阪南地域大集会
岸和田市今池公園で開催中。
ラップ調サウンドデモ行進に高校生2人が「僕らも入って一緒に歩いていいか?」と飛入り参加。若者はやっぱりラップやね!
「ジジ ババはうーん、ビミョウ」と笑っておられました。(^^)
沿道の人からも「頑張ってや!」とエールが。街の人からも注目されてました。みんな今の政治に不満持ってることを肌で感じられました。