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奈良県公立高校入試の出題範囲

2020-06-26 14:48:38 | 高校入試
 来年度の奈良県公立高校入試の出題範囲が一部縮小されます。
 以下の分野が除外されます。

*特色選抜
数学:三平方の定理、標本調査

*一般選抜
社会:わたしたちと国際社会の諸問題(公民分野)
→教科書で「よりよい社会を目指して」「私たちの課題」とされている部分など

数学:標本調査

理科:科学技術と人間(第1分野)、自然と人間(第2分野)
→教科書で「エネルギーの移り変わり」とされている部分など

来年度の高校入試について(続き)

2020-06-26 14:26:52 | 高校入試
 文部科学省の通知によると、来年度の高校入試は次のようなかたちになる可能性があります。

試験会場として、在籍中学校や近辺の公共施設が使われること。
試験会場への入退場が受験番号によって分散して行われること。
面接試験ではマスク着用でもかまわないこと。
オンラインで面接試験を行うこと。

 感染症によって受験できなかった生徒には追試験の機会を与えること、流行が深刻な場合は入試の延期を検討することも示しています。

 試験日程や試験内容は、受験生への配慮から例年より早めに発表される可能性があります。

 以上、ご参考までに。



来年度の高校入試について

2020-06-24 21:36:20 | 高校入試
 長期間の休校の影響を受けて、来年度の高校入試がどうなるのか受験生は不安を感じていることと思います。文部科学省は教育委員会などを通じて全国の高校に通知を出しています。出題範囲を縮小する、受験生が問題を選択して解答できるようにするなどの配慮を求めています。
 ちなみに、公立高校では愛知県、岐阜県では出題範囲を変更せず、東京都、大阪府などは縮小する方針のようです。
 入試の時期は例年通りにと文科省は考えています。

休校、学校再開と子どもたちのストレス

2020-06-23 22:18:22 | COVID-19と子どもたち
 国立成育医療研究センターが子どもと保護者を対象としたアンケート調査の結果を公表しています。子どもたちの約75%にストレス反応・症状がみられるとのことです。「コロナのことを考えるといやな気持ちになる」「集中できない」「なかなか寝つけなかったり、夜中に何度も目が覚める」「だれかと一緒にいても、自分はひとりぼっちだと感じる」「すぐにイライラする」という回答が多いです。

 学校が再開されても、感染対策のために会話や行動を規制されたり、ソーシャルディスタンスを要求されたり、マスクなどの着用を続けなければならないことが子どもたちにはストレスの要因になります。「先生の指示には従わなければならない」という意識の強い子どもほど自覚しないうちのストレスをかかえこんでしまうのではと心配になります。部活の成果を発揮、発表する機会が失われたり、楽しみにしていた行事が中止になったことも気持ちを暗くさせたと想像されます。ストレスを感じている状況に置かれて、「コロナに負けずに頑張ろう」と言われても、子どもたちは心理的な負担を感じるかもしれません。
 受験を控えている子どもたちは、入学試験の出題範囲の学習を終えられるのか不安を感じていることでしょう。また、入試期間の頃Iにまた流行する可能性があることも不安材料でしょう。

 今後、中長期的に子どもたちのメンタルヘルスにネガティブな影響が出てこないか、周囲の大人は気をつける必要があると思います。COVID-19が再流行した場合に、どのような対応をするべきか、子どもたちの立場をもっと考慮して再検討することも必要でしょう。



来年度の大学入試指針(共通テストの日程など)

2020-06-21 22:04:22 | 大学入試
文部科学省が来年度大学入学者選抜実施要項を発表しました。

★共通テストの日程

(1)1月16・17日
(2)1月30・31日
(3)2月13・14日

(2)は(1)を病気などで受験できなかった受験生の追試験であり、また休校の影響によってカリキュラムを消化できなかった現役生が選択できる試験です。
(3)は(2)の追試験として実施されます。

「試験実施のガイドライン」として、受験生向けには以下のような内容が示されています。

1)昼食時i以外はマスク着用。
2)試験室に出入りするたびにアルコール剤で手指消毒。
3)試験室は原則として1科目終了ごとに換気が実施されます。
4)試験会場への入場、試験終了後の退出については大学の指示に従います。
5)昼食は持参して、自席で食事をします。
6)休憩時間などでは会話を控えるようにします。