昨日は中国の人たちにとっての新年初日。旧正月でした。私の旦那、香港出身なんでもちろんお祝いします。DH(Dear Husband の略)の地元の友達は、新年休暇中。DHがオフィスで必死に働いてるときに、メッセージやら電話で新年の挨拶が。「なんで自分は正月に働いてるんだ??」と愚痴をこぼすDH。職業上、この時期は月の中で一番忙しい時期。とてもじゃないけど、お休みなんてもらえません。かわいそうなDH…。
日本よりもお年玉制度が過酷な香港。かなりの額(10万円くらい?)がお財布からすりぬけていくようです。旧正月の時期に香港に帰らない!って決めてるのは、このお年玉が理由の1つみたいです。(もちろん飛行機代もハイシーズン料金)
1人あたりの金額はそう多くないお手ごろな500円程度。でも、それを何十人、もしくは何百人に配れば… チリも積もれば山となる。小さな子どもに配るだけじゃないんだそうです。特に、自分が結婚していれば配る相手も数も増えるみたいで、自分よりも年下の兄弟とその奥さん、その子どもたち。独身の友達。会社の部下…などなどなど。もしDHが旧正月に香港に帰るとすると…親戚一同、遠い遠い親戚や、 独身連中がわんさか寄ってきて「 恭喜發財(ゴンフェイファチョイ)」と声をかける。するとそのお返しにお年玉をあげることになる。(1人につき2パック。奥さんからと自分からっていうことらしい)どうやらこの合言葉、意味的には「お金持ちな年になるよ、おめでとう!」って感じでとても縁起のいいものらしい。不景気で出費がかさんで苦しいけど、やっぱり縁起かつぎたいもんなぁ。まぁ、私たちは今、オーストラリアだからそんな慣習は無視(笑)。去年は、なぜかとつぜん、義理母からお年玉をいただきましたが、今年はなかったことにしてやり過ごす気らしい…。(笑)。
ここに住んでると、そんなにチャイニーズニューイヤーっていうお祭り気分がしないから1度くらいは香港で本当のニューイヤーを体験してみたいかな。人ごみにまみれて、カウントダウンして迫力満点の花火鑑賞。あぁ、あこがれる。
色んな文化に囲まれていてちょっぴりうらやましい。
私は、まだ世界に飛び出す勇気が持てないのです…。
今はまってる作家さんの小説を読んでると、日本再発見(というか、知らない所がいっぱいあるなあ)で、なかなか面白いよ!
日本は何で、旧暦を祝わなくなったんだろうね?