クリスマスイルミネーション

クリスマスが近づいてきました。パースの人々にとって、きっとクリスマスが一番のイベント。お店も街もにぎわってきています。

クリスマスの風物詩の一つがイルミネーション。といっても、各個人が自宅をイルミネーションで飾るんです。ネット上で、どこのお家がイルミネーションをしてるかを調べることができ、夜、暗くなってからそのお宅へ行って拝見するんです。

これまでは、たまたま車で通りがかった時に見てたくらいだったんだけど、リアナがサンタさんブームの真っ只中なので、調べていってきました。

急に思い立ったので近場の2軒を見に行くことに。最初のお家はきれいだったけど、あまり規模が大きくなかったのでさっとみて終了。2軒目に行ったお家、かなりの見物人がきていて、何かのイベントかと思うほど。

これが一般人の普通のお家とは！びっくりです。どれだけの電球に、どれだけのお人形。どしてどれだけの手間暇と電気代がかかっていることか！！ オーナーさんの話によると、毎日、電球やサンタさんは片付けてまた次の日の夕方にセッティングするんだそうです。(一部は飾ったままにしておくものもあるけど) たしかに、そのままにしておくと盗まれてしまうだろうし、コンセントとかむき出しで接続してあるのもあるから突然の雨とか危ないだろうし。こりゃ大変だぁ。でもオーナーさんが誇らしく思い、みんなに見てもらいたいという気持ち、わかる気がしました。本当に豪華で綺麗で、独り占めするにはもったいなすぎるもん。入り口に募金箱が置いてあったけど、そのお金は全額どこぞやの施設に寄付するって。電気代に充てればいいのに。もちろん、3人分、募金してきました。リアナは今、募金ブーム。自分でコインを穴に入れるのが嬉しいらしいです。

始め、動くサンタさんにびっくりしてたリアナだったけど、そのうち慣れて、もう大喜び。帰りたくないと泣くほどでした。

夕食食べてお風呂上がって、突然、行ってみようということになり、スッピンで髪もボサボサ半濡れで、「車からチラッと見るだけだからパジャマでいいよ」という相方の口車にのせられ、ヨレヨレの家着を着て出かけてたのに… こんなに人がいてちょっと恥ずかしかったです…。

そんな時に限って誰かに会うんだよなぁー。知り合いではないけど、同じ地区に住む日本人の方にばったり。お互い、日本語が聞こえてきて目があって。パースにいるとそういうことがけっこうあります。日本人まぁまぁ多いんだよなぁ。

オーストラリアらしいサンタさんも。サーフボードのサンタさん。真夏のクリスマス、やっぱり雰囲気が欠けるわぁ…。

我が家には、クリスマスツリーとか飾り付けとかが一切ないので、せめて外に連れ出して見せてあげようと。来年にはツリーとか買うから…ごめんね、リアナ。

これは、図書館の玄関の飾り付け。ほんと、どこもかしこもクリスマスモード一色です！