僕は名もない凡人でいたい

バイオリン オペラ 文芸 旅行 絵……そして、日常。白血病闘病記も

横須賀美術館

2016年10月13日 | ミュージアム
大学の友人と横須賀美術館へ行きました

企画展「女性を描く」で展示されるルノワールを見ました。
見る限りルノワールは3点しかなく、その他の展示作品はいまひとつ。
キャプションも(え?)と思うようなことが書いてあったり。
例えば、日本画の定義は曖昧だと言う風に書かれていましたが、少なくともうちの大学では明確です。
学芸員の考え方ひとつで、定義が変わってしまう。
何を信じたらいいのだろう? 
でも。
わたしは、美術を研究しているわけじゃないから、まぁいっか

ここの美術館は立地が素敵です
後ろに山、前に海

素晴らしい秋晴れ

屋上からの景色
うっすらと、房総半島が見えました

損保ジャパン美術館

2016年06月23日 | ミュージアム
先週、高校時代の友人と損保ジャパン美術館へ行き、フランス絵画を鑑賞しました
時代ごとに流行があり、技法が変化していくのですが、個人的にはやはり、印象派のモネあたりに心惹かれます。
キュビスムもピカソくらい突き抜けると面白いのですが、それ以前は、実験段階なのか、正直つまらない。
でもまぁ、あくまで「現在の自分」の目と心で見た感想なので、将来的には面白さがわかるようになるかも?しれないです。
(子供の頃、ちっとも面白くなかったモーツァルトやベートーヴェンが、今は大好きなように^^)

あの有名な、ゴッホのひまわりも堂々と飾られていました。
結構な大きさ!
「これに50億は出さないよねぇ~あはは!」
と、聞く人が聞けば失礼に思われることを言ったりして。
50億円って一体何なんですかねえ~?
意味がわからなすぎて、絵画の素晴らしさよりも、そちらのインパクトの方が勝ってしまうのでした

損保美術館は広さもちょうど良く、特に平日は人が多過ぎず、悠々と見学出来て自由な感じです。
おかげでとても癒されました

【6月26日(日)まで フランスの風景 樹をめぐる物語】

そして、友人とお隣のビルの展望レストランでランチ
この前会ったのは、岡本太郎美術館で。
周辺のメタセコイア並木の葉が落ちていた頃だったから、会うのは半年ぶりくらいね。
本とアニメの話で盛り上がり(なんて健全!中2か)、お互いに『精霊の守り人』や『十二国記』のファンだと知りました。
いやぁ~嬉しい!
なかなか、深い話が出来る相手がいないもんで
(SNSで仲間を探してオフ会とかに参加すればいいのだけど、基本的に引きこもりだから^^;)

少年漫画も面白いよ
彼女のおすすめ一番は『北斗の拳』だって、見た目素敵エレガント女性からは想像できないけど……ふふふ。
わたしのおすすめは、今は『うしおととら』だけど、アニメは次が最終回。悲しい。
「とらちゃーん
とらの上腕二頭筋にぶら下がって
「知るか! 食うぞ!」
と吐き捨てられたい、わたしの妄想

楽しい楽しい、美術館鑑賞&ランチだったのでした!
いんちょー、いつもありがとね

岡本太郎美術館

2016年01月12日 | ミュージアム
「芸術は爆発だ」
の、岡本太郎美術館へ行ってきました



想像していた以上に、抽象画は美しく、造形はひょうきんでユーモアに富んでいて、とても楽しかったです!
(写真を撮り忘れましたが、入口すぐの宇宙人?は胸の前で両てのひらを見せ「ノン」と拒絶しています。「来ちゃだめ来ちゃだめ」は「来て」の反対語?/笑)

作品の合間合間に、岡本太郎さんのモノクロ実物大パネルがありました。
自分自身をも芸術作品とし、まるでおもちゃの世界で生きているかのように、人生に情熱的を注いでいた岡本太郎さん。

現実の社会を抽象画で風刺しているのも印象的です。
第2次世界大戦を経験し、戦争や原爆の恐ろしさと、人間は必ずまた立ち上がるのだという「希望」も表現していました。

恐ろしい戦争、捻じ曲がった思想、汚職まみれの政治、悪意と妬みの人間社会の中にも、必ず希望の光が、太陽が存在する!

岡本太郎の作品には、楽観的な幸福感が存在していました。
有名な「太陽の塔」も、単にへんてこな風変わりな造形作品(すいません今まではそう思っていました)ではなく、人類愛や世界平和への希望がこめられていたのですね。



常設展は季節ごとに内容が変わるそうです。

この日は、企画展で「日本画壇の風雲児」と呼ばれた中村正義の作品も見ることができました。
幼少期から病弱だったという正義の作品は、ポップな色使いの中にも、人生の悲嘆、狂気的な何かが存在している気がしました。
当時の政治家批判と、それらを見ている多くの人の「目」……黒はどこまでも黒く染まっていました。

同じ社会風刺でも、岡本太郎の作品には「明るさ」「希望」を感じたのに対し、中村正義はどこまでも「闇」がついてまわる印象でした。


美術館は、美しいメタセコイアの林を抜けたところにあります。


暖冬で梅の花が狂い咲き
(でも今日は寒いです)

I~招待券、ありがとう。
春になったらまた行きます

さらっと、『ゴーギャン展』

2015年12月15日 | ミュージアム
汐留ミュージアム「ゴーギャン展」は、思ったほどゴーギャンの作品が置いてなかったのと美術館が小さかったのとで、さらっと終わってしまった。
消化不良分として、ミュージアムショップでゴーギャンとゴッホの輸入ポストカードを購入。
額に入れて飾れば、きっと素敵ね



銀座【米料亭 儀兵衛】京鯛茶漬け
美味しかった、また来よう



ブルガリのヘビ
本当はもっと綺麗だけど、写真だといまいちね~



ボルネオ島のお土産「なまこ石鹸」」
……この中になまこエキスが?