僕は名もない凡人でいたい

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映画「この世界の片隅に」

2016年12月26日 | 映画・ドラマ
こうの史代さん原作の映画「この世界の片隅に」を見ました。
とてもいい映画です。

人間の歴史は、ほとんどが戦争の歴史。
きっと今、わたしたちは、すごく貴重な時間を過ごしているのだと思う。

【昭和20年、広島・呉にお嫁に来たすずさんの毎日が描かれています】

映画館に行きそびれました

2016年11月05日 | 映画・ドラマ
クリント・イーストウッドの劇場上映中に、映画館に行きそびれてしまいました。
代わりに、見ていなかったDVD「グラン・トリノ」を見ました。
この人の映画は泣けますね
でもなぜか、見終わった後は優しい気持ちになる。
ここ数年で、一番好きな映画俳優(監督)です。
色々語りたいですが、クラシック音楽のように、言葉にすると陳腐になりそうです。



始まった! 大河ファンタジー『精霊の守り人』

2016年03月20日 | 映画・ドラマ
NHKの制作発表から2年、とうとう、大河ファンタジードラマとして放送が始まりました
わたしは「精霊の守り人」の原作シリーズ&アニメのファンです!

主役のバルサ役(綾瀬はるかさん)が発表された時、当時は「仁」の影響もあって
(あんな可愛らしい人に剛腕武人の女用心棒ができるのかな?)
と、正直思ったのですが、原作者上橋菜穂子さんの「役者は誰でもいい、身体能力さえ高ければ」という唯一の条件に見合うだけあって、短槍を使った狩人たちとの戦いぶりは、CGの力だけでは到底追いつかないであろう、それはそれはすごい立ち回りでした

狩人たちに襲われる場所は、アニメでは、月明かりに照らされ隠れる場所もなければ逃げ道は一本という田んぼのあぜ道でしたが、ドラマでは森の中になっていました。
さすがに実写では、田んぼの中を全力疾走できないか……と、納得したのではありますが(^^;)
他にも違いは多々。
バルサが簡単につかまるのとか、ジグロが冒頭から出てくるのとか、母子の悲劇的要素が濃すぎないかとか。
でも、ドラマ化にあたり致し方ないこともあるし、これはこれで楽しめると思って期待しています!

児童文学から始まり、とうとう大河ファンタジーとしてのジャンルを確立させた「精霊の守り人」。
NHKはこれを数年がかりで撮影し、シリーズ全作(「精霊の守り人」「闇の守り人」「夢の守り人」「虚空の旅人」「神の守り人」「蒼路の旅人」「天と地の守り人」)を通した、一大スペクタクルドラマにするようです。

アニメでは「精霊の守り人」しか作成されなかったので、「精霊~」以後のバルサやチャグムたちがどんな道を選び、どんな活躍をしていくのか、楽しみです