伊豆フォトミュージアム(三島・クレマチスの丘)にて、「星野道夫」写真展を見学しました。
星野道夫氏は、アラスカの厳しい自然と、そこに生きる動物や人々、限りある命を見つめ続けた写真家、エッセイストです。
この人の目を通して見る世界は、厳しく、冷たく、温かく、美しい。
哀しいのに、微笑ましい。
すごく離れているのに、孤独じゃない。
胸がいっぱいで、少し泣きそうになりました。
【「星野道夫の旅」チラシより】
「氷海から押し寄せる霧が、天空に向かってツンドラに立つクジラの骨を優しく撫でていった。美しい墓のまわりにはなぜかそこだけ極北の小さな花がつぼみをふくらませ始めていた。あらゆる生命が、ゆっくりと生まれ変わりながら、終わりのない旅をしている。」(星野道夫『ノーザンライツ』新潮文庫 2000年)
クジラは極北の人々の貴重なたんぱく源。
彼らは生きるためにクジラを殺す。そしてその命に敬意を表し、大地にクジラの骨を立てる。
それは、自然の中に溶け込み、凛として空を突く。
この写真を見ると、人間の迷いなど何ほどのものか、そう思わせられます。
私が星野道夫さんを知ったのは10代の頃。
人生の中でもっとも生きることが辛い時期でした。
星野さんの写真や言葉は、闇の中にいる私を幾度も救ってくれました。
大切な宝物です。
【星野道夫氏ポストカードより】
星野道夫氏は、アラスカの厳しい自然と、そこに生きる動物や人々、限りある命を見つめ続けた写真家、エッセイストです。
この人の目を通して見る世界は、厳しく、冷たく、温かく、美しい。
哀しいのに、微笑ましい。
すごく離れているのに、孤独じゃない。
胸がいっぱいで、少し泣きそうになりました。
【「星野道夫の旅」チラシより】
「氷海から押し寄せる霧が、天空に向かってツンドラに立つクジラの骨を優しく撫でていった。美しい墓のまわりにはなぜかそこだけ極北の小さな花がつぼみをふくらませ始めていた。あらゆる生命が、ゆっくりと生まれ変わりながら、終わりのない旅をしている。」(星野道夫『ノーザンライツ』新潮文庫 2000年)
クジラは極北の人々の貴重なたんぱく源。
彼らは生きるためにクジラを殺す。そしてその命に敬意を表し、大地にクジラの骨を立てる。
それは、自然の中に溶け込み、凛として空を突く。
この写真を見ると、人間の迷いなど何ほどのものか、そう思わせられます。
私が星野道夫さんを知ったのは10代の頃。
人生の中でもっとも生きることが辛い時期でした。
星野さんの写真や言葉は、闇の中にいる私を幾度も救ってくれました。
大切な宝物です。
【星野道夫氏ポストカードより】