ポイント:沖縄本島(崎本部)
水温:21度 気温:20度 スーツ:5mmフルスーツ+フードベスト または ドライスーツ
ひとこと:ボートコート等の防寒着があれば快適です
今日はあちこちで、ハナオコゼの幼魚を見ました。 大きさはどれも1cm程度で
すばしっこく動きます。 なかなかゆっくりとは撮らせてくれませんが、近くで見ると
愛嬌のある顔をしてますね。
これは別の個体です。 少し色が薄かったですね。 別々の場所に3個体いました。
先日も観察したアイスズメダイの卵ですが。 今日は別の産卵場所を見つけました。
そこで、産み付けられた卵を(アイスズメダイに突付かれつつ)じーくりと観察してみました。
(上記の写真は2013年2月16日のものです)
場所はこんな感じの少し影になっている部分に産卵していました。 水深は3mと浅いです。
オーバーハング気味になっているので薄暗い場所。死んだサンゴの部分に産み付けて
いるようですね。 上記のようにABCと3箇所に異なる色の卵が産み付けられていました。
拡大するとこんな感じです。 それぞれの卵の発育具合が異なるようです。
つまり、アイスズメダイのオスは短期間のうちに、複数のメスと数回に分けて
産卵行動をすると推測されます。
つまり、もてるオスが多くの卵を確保することができるということなのでしょうね。
ちなみに、クマノミなどは一夫一婦制のため、産卵は一度ということとなります。
A:産んでから少し経ってますね、分裂が始まっています。
B:発眼していますね、これが一番早く産み付けられた卵だと思います。
C:産みたての卵ではないでしょうか?
ガヤにウミウシの卵が付いているなあ・・・と観察してみると、いるわいるわ
ワレカラがたくさん付いていました。 10匹以上いますねえ。 それぞれが
体操しているようで、面白かったですよ。
サガミリュウグウウミウシがいました。 遠目にはミドリリュウグウウミウシと同じ
に見えますね。
モンジャウミウシです。 砂地をはっていました。
トシ