「お題」ってなんぞや?とずっと思ってて
意見を出し合う場なのかな?なんて思い たまには参加してみよっかなぁ~なんて感じで
クリックしたら あら不思議・・・
自分のブログの新規投稿画面になってしまいました(/・ω・)/
全然仕組みが分かってないんですね ワタシ・・( ;∀;) と 改めて実感・・
ブログ名も 最初は更年期を乗り切るためのノウハウを紹介できればなーんて思って決めたのに
最近じゃ「アラフィフおばばの 勝手な独り言」に変えようかと思ってるくらいで・・
ワタクシ 興味が次から次へとどんどん変わるのでお題には全く苦労してはいないのですが
こたつについてワタシの有り余る思いを 今日は 語らせて頂きます(>_<)
最近 おこた(こたつ)を使われるご家庭が減ったのではないか?・・とは薄々気づいておりました
我が家は マイこたつ 家族全員1人1台こたつを支給しております
こたつって 入らないと暖かくないので 入ったら最後 出れません・・・
冬中 冬眠のクマのように とにかくずーーーっと ぬくぬくしていたい・・
そんなアイテム それがこたつです
こたつの短所は とにかく ズクなしになっちゃって動けない
※ズクなしとは・・長野の言葉なのですが なんにもやりたくなくなっちゃうっていうか
怠けたくなるっていうかこたつに入った時にピッタリの表現なので あえて使います
それから体から熱を奪うので 喉も乾きます こたつで寝るとお肌もカサカサ 喉もカラカラ
脱水症状ですね
そして 電源をつけないと 何もない場所よりも寒い・・冷たい・・ なぜなのかしら?
電源入っていないこたつの中ほど寒い場所は家の中で存在しないんじゃないかってくらい寒い・・
それから 足が冷たい人 外から帰ってきた人が入ると 急激に温度が下がる!
「ひぃ~!やめて!」というくらい 突然寒くなります
寝ながら入っている人がいると すきまが出来て スース―したり
下に敷物を置かないと暖かくならなかったり こたつを暖かくするのって結構コツがいります
ワタシの両親は長野、それも北部の僻村で とにかく寒い寒い豪雪地帯出身なので
冬を迎え撃つ姿勢がハンパなくスゴイ・・ 横浜にいようがどこにいようが 三つ子の魂百までとは
まさにこのこと!
両親の村では 冬を越せれば また1年間 生き延びられる・・ 冬越えは まさに命がけ!
どこの家でも 子供を10人生んでも全員は育たない。
春が来る慣用句は「ああ あそこのじいさん 冬越せたから もう一年は生きられるねぇ」となるくらいで
塩分の多い食事(冬中雪に覆われるので秋までの収穫の食べ物を保存するにはには仕方ないんですけど)に
加えて寒いとくれば脳卒中のリスクはうなぎのぼりですし 若い人でも雪かきで命を落とすなんてことも
珍しくなかったそうで。 屋根から落ちて雪に埋まったら 自力では出れませんからね・・
今は温暖化で 雪もそんなに積もらなくなりましたけど ワタシが子供の頃は毎年のように雪かきで
親戚がケガをしたり亡くなったりの知らせが届いたものです
両親から聞いた話で 一番ビックリしたのが 冬に亡くなったヒト・・ 雪で土が掘れないので
なんと 春がくるまで雪に埋めとくんだそうです 春になって雪がとけたら埋葬するんだとか・・(*_*;
こわすぎる~ 昔の話ですよ(戦前生まれの両親の子供の頃のハナシです)
そんなわけで 母は 終生冬に実家に帰る事を嫌い ワタシには
「冬に田舎に帰ったら死ぬんだからね!」と
真顔で強く強く語っておりました
とにかく死ぬまで冬に田舎に行くことを拒み続け 今は生まれ故郷のお墓に入って
冬中雪に埋まってます (生まれ故郷に墓を立てたいという父の意向で・・てか安いから?)
そんな両親ですから ここは横浜だっていうのに 父も母も防寒対策には ものすごくうるさかった・・
父なんて ものすごいドケチなんですが防寒でケチる事は ただの一度もありませんでした
ワタシなどは 小学校の卒業文集のクラスのナンバー1特集で
「厚着ナンバー1」をとってしまったくらいで
それを物語る逸話も残っていて ワタクシ顔が丸顔なので 着ぶくれすると デブに見えるらしく
友達の家に遊びに行った時 お部屋が暖かかったので「暑い暑い」とワタシが服を脱ぎだしたら
実は細かった・・とその場にいた全員がビックリしたと 後々まで語り草になってほどで・・
全部 母のせいです・・
家の中は 家族5人が入れる特大こたつに ストーブ
全員用の半纏に ホッカイロ(使い捨てではありません) 室内用の電気ブーツに
電子敷き毛布にあんかと 父は防寒器具の新発売情報には常に
敏感に動いていました (ここは横浜です・・)
私達が大きくなり自室を持つようになると 1部屋に1つこたつをあてがってくれました
そんな環境で育ったので べつに生死がかかる寒さに見舞われる事もないこの横浜で育ったワタシも
なぜか三つ子の魂百まで・・・となってしまい
気づけば家族全員マイこたつ・・ こたつが4つもある生活・・
そのうちのひとつは コタツの板裏に
「昭和三八年 盛夏 」の文字と父の名が達筆で書かれています
足はマネキン人形みたいな肌色の あのコタツです・・ 板も木で出来ていて ものすごく重い・・
しかも テーブル部分が なんか目がチカチカするような3Dくずれの模様で クソダサい・・
なんでコタツを夏に買ったのかは不明ですが
父が結婚した年なので 思い入れが深いんだとは思いますが
電気部分は 付け替えましたけど・・ かなりのレアものです・・
エアコンのほうがいいのかもしれませんけど
これも 父が最初に購入したエアコンが冷房専用だったので
エアコンて夏の冷房器具という概念が強すぎて どーしても冬っていうと こたつ・・・
になってしまうんですよね~
子供時代のすりこみって ホントーに怖いんですよ・・
でも・・ こたつって やっぱり気持ちがいい
入るとホッとする場所なんです
こたつにくるまって ホッとしたいから 早く家事を終わらせたいと思うし
やることやって こたつに入ってあたたかいコーヒーを飲みながらテレビを観る
至福の時間です~ 全身脱力 日本人でよかった~
とまで思います
気が抜けて フ抜けになって 気づけば ぐーぐーうたた寝してます。
ストーブにも エアコンにもない こたつの魅力
それは 癒し
この一言に尽きます
疲れてる時も ヒマな時も 悩んでる時も
こたつに入ると 脱力出来て ぐーぐーぐー(- -)zzz
魔法のような 包容力・・ それがこたつ。
ワタシのご先祖様たちは 癒しどころか命をつなぐ必須アイテムだったと思うので
申し訳ないんですけど
伝統文化として残っていってほしいなぁ~と思うアイテムです
もちろん 今も こたつに入って この文面打ってます
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます