おととい、帰宅するなり「柔道の授業で、手を傷めたんだよね・・・なんかつき指したみたいな感じでさー。湿布ない？」という息子に、「しっぷ～？ないわぁ。そこらへんさがしてみい」などと気のない応対をした私。昨日ふと見ると、どこかで見つけたのか湿布をして包帯を巻いている。怪我や傷に関してはちょっと大げさなところがある息子だから、たいしたことないだろうと思っていたけど、昨日の夜ピアノから帰ってきて、「ピアノの先生が、それ、病院行ったほうがいいよって言うんだよねー。腫れてるからって。ほらぁ」で、見ると確かにかなり腫れている。
で、今朝自宅近くの整形外科に行ってみたところ、レントゲン撮影後、看護婦さんに、おかあさんもいっしょにきてくださいと診察室に呼ばれ。そして先生から「折れてますよ」と。はれ～、ほんとだ。素人目にも明らかな骨折。縦に、と斜めに。「これね、ボクサー骨折っていうんですよ。縦に負荷がかかったとき、こういう折れかたするんです。そしてこういうふうに折れるとね、変形しやすいの。変形しないようにここでくいとめないと」と先生。
「うち（の家族の中で）で骨折なんて初めてだよね」と、処置を受けながらなぜかやたらハイになってる息子に、「そんなに喜ばなくていいから！」と一喝。
内心、なんだよー、これじゃ雪かきしてもらえないじゃないか。そして自分の鬼母ぶりを反省。
念のため、病院はすぐに行くべきですね。なんともなかったらそれでいいんだから。