シャロンの部屋 Around

料理、ダイエット、インテリア、ガーデン・・・
日常のあれこれをつづる
All That Jazz!

居残りかお仕置きか

2011年01月19日 | ワンポイント英会話

久々のワンポイント英語。

昼休み、教師が生徒の親を訴えたというニュースをやっていて、そこから体罰の話しになった。「昔は先生にゲンコツなんてされたよね、でも今なら大問題になっちゃうね」って。アメリカはどうか、きいてみたら、やっぱり、現代はなかなか難しいらしいけど、南部ではまだ残っているらしい。でもルールがあるんだそうな。まずは、口頭で一度は注意をしなければならない。そしてもういちどやったら居残りかお仕置き(お尻をたたかれる)だぞって先生が警告し、生徒はもいちどやらかすと、居残りかお仕置きのどちらかを選ぶ。で、居残り、detentionを選ぶと、スクールバスに乗り遅れ、親に電話して迎えにきてもらわなければならないので、悪さしたことがバレてしまう。だからその同僚アメリカ人は、いつもお仕置き、licks (正式にはcorporal punishmentというらしい)を選んだそうです。

お仕置きにもルールがあって、男性教諭は男子のみ、女性教諭は女子のみお仕置きすることが許されていて、お仕置きしたい子が異性の場合、教諭がその生徒と同性の教諭にお仕置きをお願いするんだそうな。"I have an issue here"って。場合によっては、お仕置き現場に証人を立てるんですって。で、ホールで誰かがお仕置きされるとき、クラスの他の生徒はすごい静かになるんだそうな。授業の時はうるさいくせに。つまり聞き耳を立てているわけ。で、パーンと音がすると「おおっ、今のはかなり痛いぞー」などと、生徒同士で盛りあがっったりするって。おもしろい。

で、detentionが、居残り。拘留とか拘置、身柄拘束、監禁、引き止めるといった意味合いの概念なので、そうね、確かに学校だと、居残りだー! licks というのは、〇発かます、的な表現で生徒たちが使う俗称。相場は3回なので、3発くらう、といった感じかな。

ランチルームでの会話でいきついた結論としては、カッとなってその場でぶったりするとそれは暴力とみなされる。警告の上、別に場を設けてぶつのは指導というわけ。なるほどね。アメリカはとにかく、なんでも仕組みづくりがうまい、と妙に感心した次第で^^)

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿