昨今、「軽量、コンパクト」と言う言葉をよく耳にします。
少しでも軽く、小さくなれば、人と同じ山に行くにしても、他人より楽に登る事が出来ます。
当然楽なのが一番で、好き好んで重い荷物で苦しみながら登りたいという人は少ないでしょう。
そういう私も「軽量、コンパクト」山行を積極的に実践しております。
45リットルのザックでテント泊に行ったりしてね。
でも案外「コンパクト」には落とし穴があるんですよね。
「コンパクト」を意識しすぎては結構無駄な苦労が増えるだけなんです。
少し頭を柔軟にして、スマートな「コンパクト」パッキングが出来るようになりましょう。
まず考えて頂きたいのは、全てを「コンパクト」にしてはいけないって事です。
もちろん持って行く物は全て「軽量、コンパクト」な物ですよ。
でも、それをあえてコンパクトにせず、少し大きめにゆとりを持たせてパッキングしてあげるんです。
形の変わらないコッフェルやガスカートリッジとかは無理ですが、雨具や着替え、テントやシュラフなんかは可能です。
元々メーカーからついているスタッフバックって、結構小さいですよね。
よそのメーカーよりも小さく見せて、たくさん売れて欲しいからそうしてるんです。
雨具、テント、シュラフを詰めるだけでひと汗かいちゃいます。
ここは思いきって、全て一回り大きいスタッフバックに詰め替えてみましょう。
「コンパクト」ってテーマから少し外れてしまいますが、実はこれでいいんです。
雨具、雨に濡れた後でも入れやすくなりますよね。
シュラフ、袋がいつも裂けそうだったのが、これなら安心ですね。
テント、雨に濡れたらまず入らなかったテント、これからは楽々撤収できちゃいます。
全部楽チンになりましたね。
あとはザックに詰めるだけなんですが、このゆったりのスタッフバックに詰めたのがここでも効いてくるんです。
今までの小さいスタッフバックに詰めこんだテントやシュラフは、カチカチの真ん丸だから、ザックの中で喧嘩してたくさん隙間が出来てしまうんですよ。
苦労して小さなスタッフバックに詰めこんだ割に、パッキング時にロスが出てしまいます。
これじゃあただの骨折り損ですよね。
そんな時でもゆるゆるパッキングのシュラフやテントは隙間を作る事なく、自在に変型し、ザックの中に収まり、上からのパッキングにより、圧縮されていきます。
そしたらザックもデコボコにならず、スッキリスマートに見えます。
ポイントは、形の変わらない物、変わるものをバランス良く詰めていく事です。
ゆるゆるの横にはカチカチを詰めていきます。
すごく簡単ですよ。
一度騙されたと思って実践してみてください。
貴方のパッキングがすごく早く、楽に、スマートに行えるようになります。
レッツ、スマートパッキング!!
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