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室堂~新穂高 Vol3

2007-08-28 14:05:06 | 5 山行報告

20070818

 昨夜、何とか夕食にありつき横になると疲労にまかせて

そのまま爆睡状態に陥り夜中の屋根を激しく打ち付ける

雨にウトウト目を覚ます。ゲェ雨!とぼけた頭で考えつつ

時計に目をやると「なんや、まだ寝られるやん。」

二度寝をきめる。

ピピピッ、ピピピッ、目覚ましの音に体を起こし昨晩

まとめといた荷物をもって一階におりる。まだ4時前

なので他の宿泊者は大方ぐっすり夢の中、自分は

今日がメインイベント、超長丁場の日なので夜明け前の

出発に備える。昨日の疲労は心配したほど残って

ないように感じたが膝と足首にばっちりテーピングをほどこし、

ヘッドランプ点灯させて薄闇の中を歩き出した。

草木のしずくに濡れないようにレインを着て出たが昨晩は

通り雨だったようで今日の雨の心配はなさそうだ。

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(北薬師岳)

寝起きのせいか昨日の疲労のせいかペースが

上がらない中ゆっくり高度をかせいでいく。30分も歩くと

あかりは不要になり空は白けて左手奥に裏銀、烏帽子岳

あたりの山が見える。このままスッキリ晴れ上がってくれよと

思いつつ歩くが間山を越えて北薬師岳山頂に登りつく頃には

昨日と同じ真っ白の世界と化していた。

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(元気な3人組)

そんな時に進行方向から今日初めての対向者と出会う、

高校生ぐらいか?運動靴にぺったんこのデイパックという

かなりの軽装で現れ「こんちはっす」と元気よく挨拶をした後

「じゃ、どんどん行こう」と風のようにすぎ去っていった。

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(薬師岳山頂)

ここから薬師岳までは40分、食料を少し口にして出発したが

ペースが上がらないままで本峰に到着、しっかり食べることに

する。なんとなしに力が湧いてきたような気がしてきた、

力がみなぎってきた。南側の登山道は砂っぽいザレ道なので

下半身への負担が少ないので小走りで降りることができて

ずいぶん時間がかせげた。途中、山頂を目指す幾つもの

ツアーパーティに出会い、改めて中高年に人気の高い山と感じた。

4_25

(山頂を目指す中高年の人々)

薬師岳山荘を素通りして、薬師平辺りから青空がのぞきだし

好天の兆しが現れ気持ちも盛り上がってくる。

そのまま太郎のテン場を越えて中間地点の太郎平小屋には

予定通り10時前に到着。

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(もうすぐ太郎平小屋)

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