職人技について
昨日のたい焼きの話しじゃないよ
先だってテレビでみた 極上美の饗宴のお話し
明治の彫金家「正阿弥勝義」
全然知らない世界のお話しだったのだけど作品の美しさ ため息がでました
超絶技巧 今の人間国宝の方でさえ真似できないといいいます
蝉やかまきり かえる 蜘蛛 今にも動きそうな細工
それを裏付ける沢山のスケッチなどもありました(物凄く上手い)
いつか作品が展示されてる京都の清水三年坂美術館に行ってみたいものだと思いました
ただこんなに優れた美しい日本の技術 技が後に続かない日本ってどうなの
職人の技術って身について一人前になるまでに日数がかかるし
今みたいな消費する生活では一人前になるまで待てないから。。。
これまたテレビ夢の扉+であったお話しですが
富山県の鋳物工場でのお話しで
この工場を見学に訪れていた母子のその母親が小学生の息子に
「勉強をしないとここにいるオジサンたちみたいになるわよ。」と言ったそうです
ここの社長さんは「なんて心ない事を言う人なんだ」と心が震えたそうです
本当ですよね。。。。このお母さんに育てられてる子どもが心配
社長さんは伝統的な鋳物技術で発想を変え新しい作品を生み出したのです
錫100%の曲がる食器です。今や世界と取引する会社となりました
日本には凄い技をもった人がたくさんたくさんいるんだろうなぁ
そういえば娘の同級生が小学校の時 PTAで
「僕は和菓子職人になるのが夢です」と言った子がいたっけ
どうしてるだろう。。。。