とても過ごし好い本日の札幌
円山公園の木々の芽もぷっくりと膨らみ
春の訪れをたくさんの人が楽しんでいます
穏やかで平和な瞬は
やさしい心を育み、深い愛を思い出させてくれます。
「愛」とは
誰もが大切で、大事で、かけがえのないものと捉えてらっしゃると思いますが、
「和」はどうでしょう。
愛とおんなじで感覚的にはわかるけど言葉にしにくい
ワビサビとも似てて「これです!」と言い切れない
んー、なんだ「和」ってやつは。。。
単純すぎて分解できないものなのか?
なのに落ち着く
考えれば考えるほど解らなくなってきます。
そういう時は考えるのをやめましょう。
『 以 和 爲 貴 』
和(やわらぎ)を以って貴しとなす
よくわからないんだけれどこの言葉がとても好きです。
いや、重要なようで気になっているのかも。
ご存知の方も多いでしょうか、
これは厩戸皇子(聖徳太子)が記した十七条憲法の文頭です。
訊いてみると「多くの巻物からこれを作った」ということみたいです。
お堂にも篭ったりして大変なご苦労があったかと感じますが、
ご本人は「皆のために、人のために尽力しただけのこと」と、
苦労とは思われていなかったのでしょうね。
(皇子、ありがとうございます)
さて、goo辞書には
このように載っていて戒めではありません。
しかし、ここに書かれている意味をてっくり返すと、
自分が、自分たちだけが良けりゃいいではなく、
心の在り方、他者との接し方、望ましい生き方が見えてきます。
家族間
知人友人
会社
民族間
どんな問題も「和」があるか否かで話し合いも方向が変わってきます。
ベースにそれがあれば、相手の気持ちを大切にすることも難しいことじゃないと。
私たちが率先して「和」の心をもってして他人と関われば、
そこに「平和」があるのだと思います。
一度「和」を考えてみる機会をぜひ。