もしかしたら

頼りにされている分、ある程度顔晴ってしまう。
それはそれでいい。
でも人に頼る、もしくは、甘えるということが少ないような気がする。

甘えることは、負けることではないことはわかっているが、申し訳なく思うのだ。

なんだろうね。

男性に甘えることができたら、自分は全く違う人生を送っている。

お互いに助け合うのが良いってわかっているのに、助けを求めない。

重いものを運ぶ、車で送ってもらう、欲しいものを買ってもらう。
全てほとんどない。
指輪は一度カルチェの三連リングを帝国ホテル内にあるカルチェで買ってもらった。
この時、嬉しいより、なぜか、もぞもぞした、これでなんだか相手に自分の意見を言えなくなるのではないか、という思いがよぎった。
これは自分の育ちから来ているのかもしれない、と分析する。

親には、欲しいものを買ってもらうことが申し訳なく思うタイプだった。
貧しくはなく、逆に幼少の頃は、豊かだった。
良い子になっていなければいけないような、親の言うことをちゃんときかなくてはいけない家風が強かった。
アダルトチルドレンが、人に甘えられない性質になっていたのか？

息子はしっかり自分に甘えてくるから、良かった。
あれ買ってほしい、これしてほしい、と割と言ってくる。
だから良かった。

さて、自分はこれから人に甘えられるかはわからないが、そういう自分だと気づいたので、少し甘えられる機会を意識してみようっと。

今日も平和な一日だった。
感謝でござる。