お弁当完成～！

2日前から準備をして、完成したのが、写真のお弁当です。
スーパーの食材用のチラシによくあるような、彩りとなってしまったけれど、笹の押し寿司を持ってきているのは、北陸生まれ育ちの私のこだわりだ。
これは、うちの家系として、引き継いでいってほしい食文化だ。
息子のお嫁さんに伝授できたらいいなと思う。
息子にも手伝ってもらっているから、やり方は憶えただろう。
私も小中学生の時に、母と押し寿司を作った記憶が懐かしくて、母よ、ありがとうと心で言いながら、押し寿司を作る器に仕込んでいった。

揚げ物とサラダ、卵巻き、果物、いなり寿司と、定番だが、息子はこのお弁当を観て、喜んでいた。
こういう思い出って、大切な文化の継承だと思う。

北海道は合理的で、お弁当を惣菜屋さんにオーダーして、弁当箱にも詰めてもらって、朝、運動会に行く前に惣菜屋さんに詰めてもらったお弁当箱を取りに行くだけの友人ママもいる。
小家族だから、お弁当の食材と手間を考えたら、頼んだほうが安上がりだから、というが、私はこの6年間、ずっと手作りを通してきた。

この子育ての手作りの醍醐味を逃してなるものか、と意地かなと思うくらい、お弁当つくりに励んだ。運動会の思い出といえば、母の弁当だというのが、自分もそうだったし、息子にもそうあってほしいなあとこだわっている。
間違っても、惣菜屋さんに頼んでさっぱりしているような女性を奥さんにはしないと期待している。
もちろん、病弱でどうしてもお料理つくりが出来ないのなら、あきらめるが、そのときは、息子にお弁当つくりをお願いしたい、そのくらい、こだわっていきたい。
感謝