１０年という単位を大事にしている

この友人とは、１０年ほど前に出会ってずっと仲良くさせてもらっている。
自分の性格や考え方をよく理解し、直観も鋭い。

自分のいろいろなご縁や出会いの話をしていくうちに、自分の後ろの雲が晴れている、と言い出した。
自分と関わったら良くない人の影響が消えつつあるから良いのだという。

この友人はその別の友人との関わりに対して警告を出す。
多分間違っていないだろう。
その良くないという友人との交流は、このままだんだんフェイドアウトしていくような気がするから不思議だ。

ところで、自分は自分の仕事の信念を決めたら、その道を１０年続けて極めないと認めない。
それが自分の考え方だからだ。
それこそ、匠の道。
２，３年、ちょこっとやっても深みが見えない。
仕事を通して人間を磨く日々を日蔭で１０年以上やり続けて、ようやく胸を張って人前に出て話して良いと思うという考え方だ。

だから、今、専門学校で教える仕事は、７年目。
あと３年教えたら、竹の節のように何かが変わる気がしている。いや、変えるつもり。
何を？
学生と一緒に仕事を展開するのか、別の分野も開発していくのか、それとも……。
今日も充実した一日。感謝