休日の午後はひたすら昼寝

冷えた身体を暖かくしたまま、眠りに陥る。
休日の昼寝で、休養をとる。
平日の夜の就眠だけでも、翌朝は疲れは取れていると思うのだが、ゆったりする、という点では、休日の午後の昼寝が一番だ。

昨日やり終える仕事を少し残したままだったので、今日は、やっとこさ終えた。
休日を読書三昧に終える、という理想の過ごし方をもちながら、なかなかできないでいる。
食べ盛りの息子が腹をすかして部活から帰宅し、サイレンのように「腹減った～」を言うと、やはりインスタントのものではなく、何か栄養のあるものを食べさせたい欲求にかられて、台所に立つ。と言ってもたいしたものは作らないけど。

今は、子育ての最終段階。
子どもが腹減った～なら自分で料理を創るように仕向けていないから、こうやって時間をかける。
多分、母ちゃんの味をすり込んでいるのもある。
将来伴侶を得て私から巣立ちする。
でもたまに母ちゃんの味が食べたくなってほしいという戦略も心の奥底にあるかもしれない。
インスタントなら、誰でも作れるし、愛情エッセンスもかけられない。

私も母の酢入りじゃこの炊き込みご飯が食べたい。
でももう母は料理をしない。
昔の母の味を舌が覚えているから、私が再現するだけだ。

と言っても、休日は家事をさっさとやり終えて、読書三昧にすることが、今の希望だ。
そんな時間の過ごし方を考える自分は幸せだと感謝する。