嗜好と依存

「酒が人をアカンようにするのではなく、その人が元々アカン人だということを酒が暴く」

お酒が入ると人が替わったように大胆になる人がいる。
日頃言いたいことを抑えているのか、悪口不満愚痴を言いたい放題の方がいる。
お友達として長くお付き合いいただく方は、そういう方じゃなくなる。
相手の方がどうというより、自分の器が小さくて、そういう言葉の毒を受け止める器がなく、受け流すスキルも未熟で、どうしてもそういう人と一緒の際、自分から遠ざかってしまう。

お酒が入って暴れる方は、親戚の方で一人いましたが、気の毒な感じで家族とのご縁が薄かった。
誰にも理解されない寂しさで暴れるのか、暴れるから孤独になるのか、鶏が先か卵が先かの法則に入る。

悪口不満愚痴を受け止めてくれるのは、お客さんが少ないお店のママやマスターで信仰心が篤いと、可能な気がする。でもそういう言葉をずっと聞いていると、病気になりそうだ。
元気がなくなるから、商売も繁盛しない。
そして閑古鳥がなくから、そういうお客さんを受け入れざるを得ない。

そういう自分はどうなのか。
お酒が入ろうが入らなくても、友人たちと一緒なら、ずっと楽しい時間となる、と思っている。

ゴールデンウイーク中、花見でいい宴会になるといいな。

すべてに感謝。