ありがとうのブログ

毎日、家族や仕事関係の人たちとのふれあいで感謝していることをつづります。

相田みつをの詩を味わう

2020年08月30日 20時38分00秒 | Weblog
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『いのちの根』
 
なみだをこらえてかなしみにたえるとき
ぐちをいわずにくるしみにたえるとき
いいわけをしないでだまって批判にたえるとき
いかりをおさえてじっと屈辱にたえるとき
あなたの眼のいろがふかくなり
いのちの根がふかくなる
― みつを

相田みつをさんの創作にかける情熱やエネルギーを何かの読み物で感じ取った。
書を書くにあたって、紙代は高くかかっているが、家族の生活費が事欠くことになっても、書き直しをされていた、という内容だった。
その書を創作されている仕事部屋には、家族が入れることはできない空気があって、書き散らした紙がたくさんある写真を見て、家族が貧することがあっても、書の仕事に妥協を許さなかったみつをさんの情熱を想像した。

家族は、父親の仕事のこだわりを受け入れざるを得ず、貧しさに忍耐していた、というイメージだった。

それでも父親の情熱を傾けた仕事があったから、今のみつをさんの人気と書への畏敬がある。

すべてから学ぶ。

すべてに感謝。


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