母は若年性ではないが、アルツハイマー症で13年、闘病して、昨年がんで亡くなった。
「アリスのままに」という映画で、主人公が若年性のアルツハイマー症で、大学教授の仕事を無くし、家族といろんな葛藤がありながら、全てを受け入れて生きていく姿を見せてくれた。
この映画を観ながら、TVモニターの横にある棚にある写真の母を見る。
アルツハイマーになった母は、自分の頭がおかしいと自覚があった。
その自分にイラついて、頭を自分で叩いていた。
悔しかったのだろうなあと思う。
母はいつも陽気で、笑顔だったり、本気で怒ったりしながら、感情豊かに最後まで生きた。
がんが発覚した後も、機嫌よく病院で2ヶ月過ごした。
最後の2週間は、意識を無くしていたが、私がそばにいる時を感じていたと思う。
「アリスのままに」という映画をTVで観るたび、母を思う。
記憶が無くなっていくってことは、どんなに悲しいことか。
でも仕方がないと受け入れざるを得ない。
娘の私を仲良くしていた母の妹と間違えた時、入居していた施設の所長は、とてもあわてていた。
私が傷ついたと思って、すぐに母に娘だよ、と伝えていた。
でも私は娘と覚えていなくても、母が私と一緒にいて喜んでいるのがわかったので、それでもいいと思った。
母との思い出をいつでもどこでも引っ張り出して楽しむ。
これを自分の息子ができるような思い出を作ったかどうか。
創る機会があるのであれば、これからでも創ろう。
すべてに感謝。
「アリスのままに」という映画で、主人公が若年性のアルツハイマー症で、大学教授の仕事を無くし、家族といろんな葛藤がありながら、全てを受け入れて生きていく姿を見せてくれた。
この映画を観ながら、TVモニターの横にある棚にある写真の母を見る。
アルツハイマーになった母は、自分の頭がおかしいと自覚があった。
その自分にイラついて、頭を自分で叩いていた。
悔しかったのだろうなあと思う。
母はいつも陽気で、笑顔だったり、本気で怒ったりしながら、感情豊かに最後まで生きた。
がんが発覚した後も、機嫌よく病院で2ヶ月過ごした。
最後の2週間は、意識を無くしていたが、私がそばにいる時を感じていたと思う。
「アリスのままに」という映画をTVで観るたび、母を思う。
記憶が無くなっていくってことは、どんなに悲しいことか。
でも仕方がないと受け入れざるを得ない。
娘の私を仲良くしていた母の妹と間違えた時、入居していた施設の所長は、とてもあわてていた。
私が傷ついたと思って、すぐに母に娘だよ、と伝えていた。
でも私は娘と覚えていなくても、母が私と一緒にいて喜んでいるのがわかったので、それでもいいと思った。
母との思い出をいつでもどこでも引っ張り出して楽しむ。
これを自分の息子ができるような思い出を作ったかどうか。
創る機会があるのであれば、これからでも創ろう。
すべてに感謝。
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