家事ができない理由で離婚というニュースを見て

ニュースで、元スポーツ選手だった女性が、結婚して2年も経たずに離婚した理由が、家事ができないまま結婚して、家事をがんばっていたが、仕事が忙しくなって家事ができるようにならず、すれ違いも増えて別れた、という、ニュース内容だ。
その女性の実父の言葉に、「家事ができないまま嫁に出して、懸念していたが、家事ができない娘を理解してほしかった」という内容がニュース記事になっていた。

家事だけの問題じゃない。
自分が食べるものを自分で作り、自分の部屋を自分で掃除をし、汚れた衣類や皿を洗う。
それが愛する人と一緒に暮らすなら、やりくりをして、やっていくということ。
仕事が多忙なら、家事の担当を決めて、分担する。
洗濯、皿洗い、お風呂掃除、ごみ捨て、掃除機をかけること、くらいは、共働きの男性はしている。
調理が得意な男性は、それに特化して担当し、女性は、掃除洗濯を担当する。
それが生きることだと思う。
どうしても多忙で家事がお互いに苦手なら、実家の親に助けてもらう、家事代行サービスを頼む。

昔ＯＬしていた時の1年先輩の女性は、仕事はよくできる人で、おしゃれを楽しみ、人生を楽しんでいた。
夜遊びもよくして、暮らしている実家には眠りに帰るだけの生活をしていた。
その女性が、実家を離れて恋人と同棲し、結婚することになった。
家事はまさに苦手な人だったので、周りの心配は、結婚披露宴でも披露され、同棲しているときの食事は、インスタントと冷凍食品だらけだったという。
それでも男性は結婚して、女性は仕事を辞めないで、続けていた。
実家の近くに住んで、料理が得意な母親の手料理を仕事帰りに取りにいって、温めなおして食べていたという。
彼女なら、家事代行サービスを活用するだろうなと、この記事を読んで思い出して苦笑した。

結婚は二人で生活を豊かに楽しく暮らすために、工夫することだ。

すべてに感謝。