旦那ちゃんが100均で買ってきたカポックが10年の時を経て育ちに育った。
私が会った時はまだ小さく細々としていて葉っぱが全部下を向いている末期症状だったのが、この4年で大きく逞しく育ってくれた。
風のない穏やかな日を選んで、先日植え替えのついでに、剪定もしたのよね。
選定して切り離したけど、まだ生き生きとしている。
挿し木にしたら根っこを伸ばしてくれるかな?って旦那ちゃんに言ったら、
「無理無理。やめとけ。俺も何度も挑戦したけど、全部枯らしたわ」って絶望的。
しかーし、諦めきれない。
ので、挿し木に出来そうなのを1本だけ選んで、先端をVカットして水にたっぷり浸し、挿し木にしておいた。
今日、挿し木にしておいたカポックを覗き込んで、
「おい見てみろ!俺の相棒の片割れが生き生きとしてる!」って大喜びの旦那ちゃん。
そりゃ〜そうよ。
カポックは育てるのも初心者向きなくらい、簡単。病気にも強い。少々の寒さにも強い。
しかし、挿し木にことごとく失敗してきた旦那ちゃんからすると
「挿し木って夢があるよなぁ〜だってよ!ただ、スパって切られたのを土に挿しただけで根っこ生やすんだがらなぁ〜」
って、キラキラした目でとても嬉しそうに言う。
「俺、挿し木ってのは職人にしか出来ないと思ってたわ。すげぇなぁ〜」
と、何度も何度も繰り返す。
ただ挿したわけじゃないんだけどね。
二週間前から肥料をやって、なるべくカポックの負担にならないように暖かい風のない日を選んでこその夢なんだけどね。
ふと、真冬にバツバツ剪定をして、そのまま土に挿してる旦那ちゃんが見えて、
そりゃ〜根付くわけはないわ( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
勝手に納得したわけであります
挿し木にどれだけの夢があるのかを延々と熱く語る旦那ちゃん。
コレ、午後も続くのかな〜
✿︎𝕋𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦✿︎