ボンボンを買いに・・・

好きなこと、好きなもの、思ったこと、イロイロ。

まったりと、若草物語(1949版)。あの世界観に酔いしれる

2018-08-26 17:46:20 | 日記

実はね、あれから急に見たくなって、「若草物語」を見た。

(ちなみに、Amazonプライムビデオでレンタル)

エリザベス・テーラーがエイミー役・・・・

だけど、3女なの。かなーり違和感(笑)

 

 

 

ちなみに、ベスが末っ子になってる。

ジョー役のジューン・アリソンは、イキイキしてて、

イメージにあってるな。


🌟🌟🌟


そして、この映画って、「若草物語」は前半で終わっちゃう。

そして、後半は、「続・若草物語」なのよ。原作でいうと。



へぇ~~そうなんだ・・・・😵



・・・・・・とはいえ、結構楽しめた。

クラシカルなドレスやインテリアの調度品等々。

マーチ家は、決して裕福ではないという設定だけど、

こうやって見る限り、全然貧乏じゃないと思うんだよねえ。

服も、家具も、美しい四姉妹も、なかなか華やかだよ、うん。


🌟🌟🌟


それにしても、この時代のクラシカルな雰囲気。

いいよね。憧れる。

昔、本で読んだ、名場面がよみがえってきた。


🌟🌟🌟



若草物語で好きだった場面。といえば。(注:時系列順は無茶苦茶(笑))



貧しい母子のもとに、姉妹が朝ごはんを届けに行く場面

ローリーのお見舞いに、ジョーが、ブラマンジェや子猫やらを届ける場面

ライムの砂糖漬けを学校にこっそり持ってきたエイミー。(ちなみに、後で先生に鞭でぶたれる。)

エ イミーとジョーが喧嘩して、その腹いせに、エイミーがジョーの原稿を焼いてしまう。(そのあと川に落ちたエイミーをジョーが必死に助けるんだったかな)

姉妹が食事会に出したお料理。見事に大失敗。😅

メグの髪の毛を、ジョーが巻こうとして髪の毛を焦がしてしまった場面。

ドレスの後ろの焼け焦げを、必死で隠すジョー。

子馬のように走るジョーとローリーの追っかけっこ。

ジョーが髪の毛を切って売り、お金を作るところ。

 




・・・・云々、云々。

映画には出てこなかった場面もある。

どれも大好きな場面。

記憶を頼りに色々あげてきたけど、次々出てくるなぁ。

久々に読み返したくなって、Amazonで本を買ってしまった。

 



矢川澄子さんの訳がついている本があるの?

はじめて知ってビックリである。

おまけに、挿し絵がターシャ・テューダー💫

迷わず、この本を買ってしまった。

今日来るんだよ。楽しみだな。


学校って、そんなに悪くない・・・そう感じさせてくれた物語。

2018-08-25 20:33:01 | 日記

今ね、会社の昼休みに「私のあしながおじさん」を見ているの。

まだ見始めたばかりなんだけどさ。

ちなみに、フジテレビオンデマンドです。

月額税抜888円かかるんだけど、なかなかいいよ。


🌟🌟🌟


その前は、「小公女セーラ」を見ていたし。

「北の国から」も時々見てる。

「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」も見ていた。

これらについては、またいつか書くね。☺


🌟🌟🌟








「私のあしながおじさん」。

原作は、あんまりちゃんと読んでない。

でもおおよその中身は知っています。

孤児院育ちのみなしごジュディが、

思いもかけず後見者(あしながおじさん)を得て、

晴れて高校進学を決めたところ。

まだ、物語の最初の最初のとこだからね。


🌟🌟🌟


この世の幸運をひとりじめしたかのように、張り切るジュディ。

まだ見ぬ高校生活に夢を膨らませています。

私なんかからすれば、

「高校に行くのがそんなに嬉しいかぁ??」っって感じだけど(笑)

言うまでもない。時代が違います。境遇が違います。

この物語が書かれた、かの国の、かの時代の、しかもみなしごさんとでは。


🌟🌟🌟



もっと子どもの頃、つまり、まだ学校に行ってた頃ね。

こういう話を読むたびに、思ってたよ。

「学校にいくのがそんなに嬉しいかぁ???」

赤毛のアンしかり、リンバロストの乙女しかり・・・



🌠

↑昆虫の標本を売り(!)自分で学資を稼ぎながら高校へ通う少女の話↑

🌠




その頃に読んだ物語の主人公。

貧しかったり、親がいなかったりする子どもたちは、

みんなそうだった。学校に憧れていたんだよね。


🌟🌟🌟



彼らにとって、学校に行くということは、胸踊る喜び以外の何ものでもなかった。

学校に行けない彼らは、ただ来る日も来る日も生活のために、

働くしか道はなく。彼らに選ぶ権利などまるでなかった。

だからこそ、そこから抜けられる学校は、どんなにか素晴らしく・・・・・

子どもにとっての労働が、つまりはそれほど辛かったということ。


🌟🌟🌟



これは遠い外国のおとぎ話に限らない。

この国だって、ついこないだまではそうだったんだ。

もちろん、子どもの頃は、そこまでわかんなかったけれど。


🌟🌟🌟



子どもが生活のために働くということ。これがどんなに辛いか。

私には想像しかできんね。

子どもは学校にいくのが当たり前。

それどころか、働くと法律で罰せられる。

そんな時代に育った私たちには。


🌟🌟🌟



でね、でね。その一方で、貧しいわけでもないのに、なんと!

物語の中には、あえて学校に行っていない子どもがいたのです。

これも衝撃だったなぁ。


🌟🌟🌟


若草物語のベス。

彼女は、ひどいはにかみやで、

(これは死語かもよなあ?すなわち恥ずかしがりやのこと。)

学校を好まなかった。

家で家事をやったり、ピアノを弾いたり、猫と遊んだり。

それが彼女の生活のすべてだった。


🌟🌟🌟









うらやましかったなぁ。

学校なんて嫌いだった。

はにかみやだから。なんて理由で学校に行かなくてもいいのなら、

私だって行かなかったよ。


🌟🌟🌟



気が弱く大人しかった私は、

はっきり行って、いじめっ子たちの格好の餌食でした。(笑)

家の中で本を読んだり、絵を描いたりするのが大好き。

それしかしたくなかったのに。



昔の親は厳しかったのかね。

それとも、そんな私を心配してか、

ひきずるように外に連れ出し、近所の子どもたちと無理やり遊ばせた母。



・・・・苦痛でしかなかった。

どんだけ恨んだかわからない。

学校だって海千山千のいじめっ子たちがいっぱいで、

私はほんとにいやだったんだ。😤


🌟🌟🌟


でもよぅ。なんだろうなあ。

こういう物語を読んだおかげで、

「行かなければならないもの」であった学校が、

「そうでもないらしいぞ?」みたいに見えていたことは確か。

・・・・とはいっても、行ってたけどね。(笑)

物語の中の世界に、憧れながら。


🌟🌟🌟


学校に行っていた頃は、今となっては、はるか昔。

ヨカッタ思い出よりは、イヤダッタ思い出のほうが多いし、

あの頃に戻りたいなんて思わない。

思わないけど、あれらの物語は懐かしい。

子ども時代に出会い、私を救ってくれた物語たち。


🌟🌟🌟


学校がもっとありがたくて、それでいて、大したものじゃないんだよって。

そう思わせてくれた。

あんなものは、それほど行かなくちゃいけないものじゃないんだって・・・・

そんな世界を見せてくれた、あの物語たちが今も好きです。

 

 

:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*るなこ




サヨナライツカ。熱いアバンチュールと、永遠に届かない夢のはなし。

2018-08-18 16:40:28 | 日記



これは、おとぎばなしだと思いました。

まるで現実感がないんですもん。


🌟🌟🌟


最初に出てくる、主人公が暮らす日本の家は、

由緒ありげな立派なお屋敷。生活感なさすぎだし。

一昔前のバンコクは、息苦しいほどに異国情緒たっぷり。

アバンチュールの相手の女は、ミステリアスで正体不明。

彼女は高級ホテルのスウィートルームに住んでいて、

自由きままに暮らしている。

奔放な関係も、彼女からしかけてきた。

途方もなくお金持ちだということは、雰囲気からもわかるけど??


🌟🌟🌟


主人公の結婚の日が迫ってきて、

最初からわかっていた恋の終わりが訪れます。

お互い遊びと割りきっていたのに.....

祝福されて、いよいよ結婚。

しかし、気分が沈んでいくばかりの主人公。

交際中は、アバンチュールにふさわしく、ドライに振舞ったこともあった。

しかし、お互いの心に芽生えてきた、相手を束縛したい心。

これに苦しみ、やがて二人の関係はこじれ始め....


🌟🌟🌟


一時は壊れたかに見えた二人の仲。

しかし、別れは辛いものでした。

自分の心をだまし、無理に断ちろうとする主人公。

それにすがりつく彼女。

あまりにもピュア....

どこから見ても、彼らは普通の恋人同士でした。


🌟🌟🌟


そして、25年後。

ここで物語は一転します。

前半のスリルと熱情はどこへ?


🌟🌟🌟


主人公は家庭をもち、会社では社長にまで出世し、

これ以上ない成功をおさめています。

しかし、顔からは生気が消え、まるで脱け殻のようになっている。

ただ、惰性のままに送っている日々.....

しかし、再び訪れたバンコクの、思い出のホテルで

なんと彼女に再会します。

彼女は昔とは一変していました。

服装も、そして言葉遣いも。


🌟🌟🌟


意外なことに、彼女はそのホテルの従業員になっていて(ええーっ?😵)

お客様係として彼を迎えたのでした。

昔はやりまくっていたのが嘘のように、

清い逢瀬を重ねる二人。

やがて彼女は病気で亡くなるのですが......

彼は一切を知らされておらず。

その時は受けた耐え難い衝撃も、やがては癒えてゆき......


🌟🌟🌟


そしてラストシーン。

まるで風のように突然、彼の人生に現れ、

消えていった彼女を偲ぶ。

アイシテイル。幻の中の彼女と言葉を交わす。

かつては決して言えなかった言葉を。





......そんな内容だったのですね。



🌟🌟🌟



後半はいらない👋😞❗と言ってる人もいましたが

後半こそが、この話をおとぎ話たらしめている所以。

確かに、前半の、あまりにも日常とかけ離れた舞台。

熱情のままのアバンチュール。

これだって十分おとぎ話っぽいのですが.....

後半は、お金持ちの彼女がホテルに勤めてるとか。

ねえ?おかしいよね。

この変貌は、ありえないでしょう。辻褄があわない。

唐突に亡くなるのも、無理やりな展開。

どう考えてもナンセンスなのです。

現実味がない。


🌟🌟🌟


ひょっとして、後半は、主人公の夢なのではないかと思っちゃう。

年を取るにつれ、現実に埋もれ、現実の成功は得たものの、

夢をなくしてしまった主人公。




............その彼が見た、夢なのです。




手に届くところにあるものは、夢にはなり得ないよね?

たとえどんなに愛していても、

妻や、子どもたちや、仕事は、現実。

夢とは対局のところにあるので。


🌟🌟🌟


25年間離ればなれだった。

そして、ついには死んで永遠に会えなくなった.....

そのことで、彼女は、彼にとって永遠の夢になった。

手にしようとしても、もはや届かないもの。

彼の心の内の、特別な、神聖な場所に住む、

決して侵されない存在になったのでした。


🌟🌟🌟


女性にとっての夢じゃない。これは男の夢を紡いだおとぎ話なのです。

現実だけでは生きていけない。男の人生には、必ず要るものなんだろう。

お久しぶり。そして、刑事物語。

2018-08-12 23:08:14 | 日記
こんにちは。

久しぶりの投稿です。

なんと、3年ぶり?

……その間に、いろいろありました。

3年前は、求職中でしたが、
今は、フルタイムで働いています。🙂

毎日とっても忙しい❗😵

合間をぬって、映画を見たり、本を読んだりしています。

これからは、それらの感想などを書いていきます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




今は、刑事物語を見ています。

言わずと知れた、

武田鉄矢主演・原作・脚本。

武田さんが

金八先生で人気絶頂だった頃の

シリーズものです。

存在だけは知っていましたが、

今回初めて見ました。

まずは、1と2。

🌟🌟🌟

昭和の香りがいいですね~

ナントナク、寅さんシリーズに通じる

雰囲気を感じます。

モテない主人公が、毎回女性に惚れ

恋に破れる展開も(笑)

🌟🌟🌟

モテないけれど、男気がある。

心優しく、大切なひとを身体をはって守る。

ときに破天荒で、型破り。

涙もろくて熱い男。

そんな、男の美学に貫かれています。

🌟🌟🌟

それはともかく、

武田さん、ものすごいマッチョです。

金八先生とは全然キャラが違う。

ぜったい金八とダブって見えるかと

思ったんですが、

ぜんぜんそんなことないない!💦😮

あと、トレーニングウエア。

絶対ロッキーを、意識してるよね😆

🌟🌟🌟

寅さんシリーズと比べたけれど、

あれと違うのは、なんたって……

お色気シーン満載ってこと。

おっぱいがいっぱい(笑)

昔のテレビって、そういやそうでしたよね。

なにかというと、ポロリ😅

昭和のお色気が懐かしい雰囲気です。

🌟🌟🌟

1も、2も、主人公の恋の相手は

清純で可憐な乙女でした。

いずれもずぶの新人女優だったみたい。

3は、お相手。沢口靖子なのかな?

当たり前だけど、いやいや……

みんな若いなあ~~😃