リフトドライバーに挑戦!60才になったので新しい冒険をします。

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ピンッ!と来た英語の表現 -5- 本(The Society)から

2017-03-30 12:54:11 | 英語の表現
本を読むのが大好きで、かばんの中に2,3冊、ベッドサイドに3,4冊、お風呂に3,4冊、
と、必ず読めるようにしてあるのですが、それでも本無しの状態になる時があります。
大抵は出張中で、いつもと違うかばんを持っていて、飛行場をウロウロしてコーヒーを買って、
さぁ、これから出発時間まで読書 …と、思った時に気づきます。
先日テキサスに行った時も、ダラスの飛行場であっと気づき、即座に本屋さんへ、
そして面白そうな本を2冊買いました。

1冊は大ベストセラーで色々と話題になっているのにまだ読んでいなかった、“ダヴィンチ・コード”です。
ちょっとのぞいて見ると、1ページから面白いので、これは後回し。
2冊目は、“ザ・ソサエティー”初めの10ページ位しかまだ読んでいないのですが、
保険業界とか巨額を動かすとかそういう類のサスペンスの様です。
こちらもかなり面白そうです。

それで、最初の最初の方で、すぐに殺されてしまう女性重役が、頭の中でお金を数えている時に(何十億円です … )、
こんな事を考えます。 The numbers had a delightful rhythm to them, !
she mused, perhaps a conga.
この数には愉快な響きがある、多分コンガ … と、彼女は考えた。
そうなんです。再びコンガなんです。

以前、16才のハリー・ポッターが、片思いの相手がボーイフレンドと分かれたと聞いて、そ知らぬ様子を装いながら、
心の中でコンガを踊っているというシーンを取り上げたのですが、
その時は、ティーンエイジャーの男の子が女の子に恋した時に抱く感情とか欲望とかを一言で表す面白い表現だと思ったのですが、
今回のコンガは、ちょっと暗いですね。
中年のもの凄いお金持ちの大会社の重役の女性が、見込み収入を思い描いてほくそえみながら踊るコンガ … 
これはかなり怖いです。

この女性は、小説の2ページでコンガを踊っているにも拘らず、6ページで、もう殺されてしまうのですが、
その殺される間際に拳銃を突きつけられて言う言葉が、
Don’t do this! I have money. Lots of money. I’ll give you whatever you want.
止めて! お金ならあるわ。たくさんあるわ。いくらでも、好きなだけあげるわよ。
なのです …。かわいそうですけれど、お決まりのパターンですね。

今ちょっと気になって、コンガを辞書で調べてみたら、コンガってキューバの(楽器)ダンスだったんですね。
そして、謝肉祭で踊るそうです。失礼いたしました。謝肉祭といえばカーニバルですけれど、
それでもやっぱりハリーの方は、明るく歌い踊る感じで、
ソサエティーの女性重役の方は、映画のクライマックス・シーンでよくある、
カーニバルに紛れて逃げ惑う殺人犯の追いつめられた顔が思い浮かびます。
そういえば、マーケッティングのアシスタントさんで、UCLAの学生さんがいるんですけれど、
彼女はキューバ出身のはず。

今度時間があったらコンガについて聞いてみたいと思います。

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