指示された物を用意したつもりでした

時々いわゆる「現場猫」になりかけるので、
普段は関係のない技能に関して再教育の意味を込めてある講習会に行ってきました。
その講習会の指示された服装・持ち物に
「安全靴」
と書いてありました。
※安全靴とは足のつま先を先芯によって重量物等から保護するもので、
JIS規格に合格した物を言います。価格が割と高めです。

確かにやや危険な講習会なので安全靴が必要なのだなと思いました。
普段は使ったとしてもセーフティーシューズを履く程度なので、
やむを得ず新しく安全靴を用意しました。
※セーフティーシューズ（プロテクティブスニーカー）とは
安全靴のようなもので民間協会規格に認定された物を言います。
値段はピンキリで、安いと1000円くらいで買えます。

当日会場に行ったら、
ほぼ全員がセーフティーシューズでした……。
しかも講師までスニーカータイプであった。
何かとウルサイ講習実施団体だったので字面の通り解釈し、
先方に確認しなかったのが悪いのですが、
せめて「セーフティーシューズ可」と併記して欲しかった。
何故ならば安全靴はセーフティーシューズとは履き心地が段違いで、
色々と小細工をしても長時間着用がキツイからです。

年齢を重ね以前よりも行間を読めるようになりましたが、
私の字面通り解釈するこういう点が融通が利かないと言われる要因なんだろうな、
と改めて実感しました。
ちょっとした社会経験ですね。