ピカールのネコライオンな日記

日々の雑感、鑑賞した映像作品や趣味について書いたブログです。

引かれ者の小唄

2015-08-08 00:00:00 | 日記
最近、“引かれ者の小唄”ということわざを知った。
このことわざを知ったきっかけのプレジデントオンラインの記事を引用する。
なお、一部改行を入れている。

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4年ほど前、大手電機機器メーカー(正社員3500人)でリストラが行われた。
数百人もいる営業部に、平均年収900万円を受け取る40代の社員が150人近くもいた。
本人たちから聞く限りでは、給料分稼いでいるとは言い難かった。

40代の社員のうちの数人は、「不当な行為を受けている」として労働組合ユニオンに助けを求めた。
この数人は、同じ40代の社員でありながらも、上層部から認められ、リストラになっていない人たちをこう批評した。

「彼は~だから……」
「あいつは~だから……」

例えば、
「彼は○○大学を卒業し、本部長の息がかかっているから……」
「あの男は、関西の支社にいるときに、本部長にかわいがられていて……」。

いずれの言い分も、同世代でがんばり、生き残る社員らを称えるものではない。
むしろ、けなすものだった。
「あいつが会社に残ることができるのは、上の者に気に入られたから……」
「ゴマをすったから……」
と言わんとしているようだった。
決して、自分のことを謙虚に省みる姿勢はない。

彼らはユニオンに正式に加入し、ユニオンの役員とともに、会社の人事部などと団体交渉をした。
数か月に及ぶ激しい交渉の末、「解決金」と称して、数百万円(推定350~450万円)を受け取った。
そのうちの3割ほどを、ユニオンが「成功報酬」として得た。

知人から、数人は「再就職で苦労をしている」と耳にした。
中堅の企業に転職したものの、そこでもわずか1年で辞めさせられた者もいるという。

「あいつは~だから」を口ぐせにする人をみると、“引かれ者の小唄”ということわざを思い起こす。

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どこの企業か何となく分かるが、
それはさておき時々記事の登場人物の様に言ってしまう事がある。
その度に言った後にハッと未熟だなと思っていたけれども、
それを表現することわざがあるくらいで、
他の人も思ってしまうありがち事なのだなと今更知った。
何はともあれ気を付けないと。

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