『人を動かす』『道は開ける』

気分が落ち込みふさぎ込んでいたので、
珍しく表題の自己啓発書2冊に手を出してしまった。
読んでみた感想：

普段当然の事として何気なく行っているごく当たり前の事が書いてあれば、
普段行おうとして出来ていない他者にとっては当たり前の事が書いてあれば、
普段残念ながら行っていない当たり前だと思っていない事が書いてあった。
一部だからなんなんだという記述もあったが、
概ね参考になり役に立ち、今後への活力がでる本でした。
ただ、この手の本に手を出している段階で、
何か若干負けているような気がしてしまった。
でも、気に入ったエピソードなどもあったので良しとします。

しかしこの2冊の読書後の感想が、
これらよりも松下幸之助の本の方がよっぽど役に立つ、
と思ってしまったのはそれはそれでPHPに毒されている気がしてきた。

以下、松下幸之助擁護（？）：
私の知人は大手電機メーカーに勤めているが、
入社時のGW長期休暇中の課題図書が、別会社創業者の松下幸之助の著書だったと笑っていた。
なおその知人の勤務先の経営者も有益で有名な著作を残されている事を付言しておく。