今月も明日で終わりとなるが、今月は特別な月でもある。一般的に会社員は、転勤の辞令をもらう時期でもあり、長年勤めると数えきれないほど転勤することもある。そして最後の異動は、退職を迎えることになる。おそらく今月退職される方は何万人もいると思われるが、転勤ならば次の職場でシャカリキに働けば何とか軌道に乗るだろうが、退職となると4月から新たに働き続けるにしても、自由人になるにしても、日々自分で決めなければいけない生活が始まる。今までの会社のように何となく起きて何となく電車に乗って何となく会社に行って、勤務終了時刻になれば帰るという繰り返しの生活ではなくなる。退職すると会社人生とは全く違った人生となることを初めて知るのである。だから退職前から、終活人生の設計プランを作っておくことが必要だ。退職すると何もすることがなく、糖尿病になってただ死んでゆくだけの人生なんて悲しすぎると思うが、現実にそんな人が何人もいるのだ。
退職後の就活人生で大切なのは、健康管理と収入維持は最低限考えなければならないことだ。自分の場合は、自腹で毎年人間ドックを受けて異常発見に努めているので医療保険は入っていないし、山歩きなどの運動も行って筋力や体力の維持を行っている、収入に関しては、年金だけでは到底生活できないので、畑収入などの副収入で飲み代を稼いでいる状況だ。貯金が何億でもあるならば生活の心配は要らないが、年金以外に少なからず安定収入は確保しておく必要がある。退職後も生活費用は同じくらいかかるので、老後破産には気をつけることだ。
そして話は変わるが、新入学、新入社の時期が4月あることは当然のことであるが、4月は路上詐欺に狙われやすい時期でもある。突然知らない人が近づいてきて、アンケートなどと言いながら何やかんや質問をしてきて結局要らないものを買わされたり契約されたりすることが多発する時期である。初めて出かけていく街で知らない人に声を掛けられたら、危険人物ぐらいに疑っていたほうが安全である。そもそも赤の他人が近づいてくるのは、金目当てしかない。
昨日も値上げについて書いたが、電力自由化により新規事業を始めた電力事業者の廃業や倒産が195社にも上っているので、当然ながら燃料代も高騰しているため既存電力会社の電気代も上がることは必至であるが、電力会社も最終的に淘汰されていくことになるだろうから、自由化って何だろうと思うのだ。電力より以前に通信の自由化をやっているが、結局体力のある事業者しか、自由化では生き残れないのであるから、電力会社についても自由化ではなく安定供給を目指す体制を構築するべきである。今冬は電力逼迫を乗り切れたが、夏の電力需要についてはどうなのだろうか、電気を使えば使うほど火力燃料代も増えるのであるが、原発をフル稼働できるのも老朽化を無視するわけにはいかないので期限はあるはずだ。
ところで最近、突然に災害想定の記事が出るが何故だ。例えば、富士山噴火、南海トラフ地震がある。どちらもいつ起きるか分からない災害だが、確実に起きるとしたら今何をしておくべきなのだろうか。やはりいつどのように逃げるか、これしかないだろう。
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