坂口勝 Stage Site~ECHOES~ 

シンガーソングライター・パーカッション坂口勝/TAP DO!/GADOGADO/FLYING RODステージ日記

BE YOUR HERO LIVE

続・Piece of treasure Ⅱ話

2011-11-29 00:35:33 | Diary
こんばんは!今日もちょこっとお話ししましょっ。

セットリストのご要望があったので書いてみますね。

1、Don't give me up(インストロメンタル)
2、Welcome to the Paradice
3、TREASURE
4、CHAIN-LOVE
5、LIP-COMMUNICATION
6、SUPER STITION
7、MOON
8、BEAT IT
 
1、ROCKN'ROLL HOOCHIE KOO
2、君をのせて
3、糸
4、Tonight I'll Be Staying Here With You(今夜は君と)
5、ANOTHER STAR
6、FLOWER

Enc.EVERYBODY NEEDS SOMEBODY

の15曲でした!うん、はげしいねこりゃっ!!

昨日、WELCOME TO THE PARASISEの話でしたね。

その後に歌ったのは、TREASURE~CHAIN-LOVE。TREASUREという曲は、前回のライブをやるに至った重要な曲!そして、このバンドを動かした曲。

もともと、「Piece of treasure」自体、自分の音楽活動に関わったみなさんに感謝を込めて始めたライブだったんだ。メンバー・共演者・そしてもちろん、応援してくれているみなさんに感謝を込めて。そして、ふと、一番最初のことを思い出して・・・初めて音楽らしいことをしたのが、高校を卒業してから、身長191センチのギターリストの親友がいて、一緒に高校野球をしていたんだけど卒業してから、2人で大好きな音楽をやろうと!!当時、色んな本を読みまくって音楽の知識を知って、で、大学2年の時に初ライブを大井町でやったんです。
固定メンバーなんていなくて、2人でいつも彼の家で音楽を(今、思えば音楽ゴッコだったかな?)やっていた。

憧れのアーティストを真似して、部屋の電気を薄暗くして・・・ギターソロでは2段ベットのはしごから飛び降りて(笑)。狂ったように歌ってた(笑)。

やがて、就職の時期になり、彼はギターをやめ・・・俺は、なんとか音楽に関わっていたくてしがみついて・・・。

大学は違ったけれど、近くの大学で・・・頑張れば歩いていける距離だったんですよ!だから、授業さぼってあいつの大学に行って、学食で打ち合わせたりしてた。

俺の方が先に卒業したけど、大学生としてかぶっていた3年間は、べったりだった。
年頃だから、好きな子が出来たり、音楽のことで真剣になやんだり・・・。悩みがあると電話で呼び合って、夜中でも車を飛ばして会い。朝まで話てた・・・。振られたり、別れたり・・・よくある色恋ざたも「よし!いってこい!!」「よしっ!行ってくる!!」みたいなこともあり・・・「どうだった!!!!!???」「だめだった・・・」「じゃあ、遊びいくか!!!」みたいな(笑)


そんな青春時代があって、今があると思うとどうしても、聴いていてはくれないだろうけど、その時間がどれだけ俺にとって大事だったかと伝えたくて・・・

それで出来た曲が『TREASURE』なんですよっ!

「一晩中あきるまで、話していた眠れないまま、夢のこと・あの娘のこと・・・冷めたコーヒー並べて・・・」

まさにあの日の風景です。地元のガストです(笑)。

どうすれば、音楽をやって生きていけるのか・・・ず~と話してましたね・・・

あの頃の2人に、今言うならば

『あきらめないこと!』『続けること!』と言ってあげたい。

次の「CHAIN-LOVE」は珍しく、イントロのギターフレーズから出来た曲。
TREASUREが出来た直後に、続けてやる曲として作ったんです。言ってしまえば演出先行!

叶わないとわかっているのに、素敵な女性に魅かれて・・・振り回される・・・だけど、その人の心にわずかでいいから、自分という存在を感じていてほしい・・・

そんな気持ちで詞を書いたら、なんだか、感情移入しちゃって。

時計を見る仕草とか・・・見なきゃいいのに。
誰かからの電話・・・気づかなきゃいいのに。
もっと憎めたらいいのに・・・。

なんだか、辛い状況だけど悲しげなバラードにしたくなかった!その女性に対するせめてもの反抗か・・・。力強いロックで押し切りたかった部分もありますね。

実話かどうか???ご想像にお任せします(笑)

そんな訳で、この2曲は続けて演奏してますね!


おっと、明日は昭和学院でTAP DO!のステージ!朝早いんだった!!

では、この辺で♪

MASARU♪