坂口勝 Stage Site~ECHOES~ 

シンガーソングライター・パーカッション坂口勝/TAP DO!/GADOGADO/FLYING RODステージ日記

BE YOUR HERO LIVE

トークライブ

2012-02-27 15:52:35 | Diary
こんにちは!
昨日、横浜・馬車道駅のカシェットというお店で、
ポケと勝のトークショーをやってきましたぁ。

お互いの事、TAP DO!の事を話し、途中、お店のオープン時に作ったお店の歌を一曲。それから、ギターのコード進行に合わせて即興で、ポケと勝のトークライブの歌~やるならいましかねぇ!~を熱唱。

結局、曲を2曲に、絵を一回書いただけで、2時間弱、喋りっぱなし。

ポケ氏もやりやすいと言っていた通り、俺も喋りやすいっ!やっぱり、出会って14~15年の付き合いだといくらでもネタが出てくる!

これからも、色んなエピソードが生まれていくのでしょう。

足を運んで下さったみなさまありがとうございました!

MASARU♪

待ち合わせ・・・。

2012-02-25 01:16:16 | Diary
今度の日曜日・・・明後日ですね。

横浜・馬車道駅から徒歩圏内のお店「カシェット」にて、ポケと勝のトークライブがあります。

普段口にしないお互いのこと、エピソードなんかを、お酒と食事をとりながら、楽しんでいただけたらと思っています。


そんなわけで、今日は、ポケ氏と打ち合わせ。

お互いの家から、丁度中間点くらいのファミレスで・・・ということで、選んだのが不二家・・・。

駐車場に着くと、不二家に似合わないDo!号と、荷物整理をしているポケを発見っ!!

隣に勝号を突っ込み、「おう!」・・・と。

丁度、荷物の交換があったので・・・勝号から、大量の太鼓とタップボードを出し・・・DO!号からはデッキブラシやらなにやらを一度出して、戻して・・・

この頃・・・なんとなく気がついていたんです。

もしかして、不二家レストランは、男2人で来るところではないのではないだろうか・・・と。


お店の入り口に近づくと、かわいいペコちゃんがお出迎え(笑)。


ポケが手にしている大きな手帳が、「打ち合わせです!!」と言ってくれているようで、ちょっと救いだ。


店内は若い女性・・・それから、女子高生で溢れていた。

早く人目につかない席へ移動したいが、「こちらにお名前を書いてお待ちください。」と店員はのたまう・・・

しばらくして、店員が

「坂田さま~、どうぞ~」と言った。

ポケはたまにこのジョークを使う。

人の名前を書いた上に、俺は坂田じゃないっ。口だけじゃさみしいからといって中に十を足すなっ!!

店内は当たり前のようにケーキと飲み物を楽しむ人でいっぱいだった。

ええい!郷に入っては郷に従え!!

二人で同じイタリアンショートケーキを頼んだ。まるでカップルだ(汗)。そんな様子をポケが携帯カメラで撮っていたので、俺も同じように撮った。まるでカップルだ・・・カップルだ・・・。

打ち合わせはどんどん進み・・・というか、ありのままを見てもらいたいところもあり、あえて大枠だけの決定にした。


お互いサプライズ的なトークも面白いし、「おい!!それは言わない約束だろーーー!!」みたいなのもいいのかなと。

そんな打ち合わせが終わり。

帰宅が少し早かったので、100均にいった。このライブで使うものも欲しかったし、この間のワークショップで70個買った軽量スプーンをさらに買い足す目的もあったし。

買い物は20分くらいで済んだのに、お店の外にある小さな観葉植物をず~と眺めていた。

一見暗そうだが、俺は、観葉植物をず~っと見ていられる。

はっと我に返って、帰路に着いた。


今日はショートケーキを美味しくいただいたので、8キロほど走った。

トレーニングは・・・筋トレもそうだが・・・あと1キロ!あと一回!が大事だ。追い込め、追い込めっ。

家のマンションが遠くに見えてきた頃、ちょうど聴いているウォークマンが、とあるアルバムの最後の1曲となった!
どうでもいいといえば、どうでもいいのだが、なんとか、このアルバムが終わる前に着きたかった!あわよくば、最後の「ジャーン・・・」でゴールテープを切るのが理想だ・・・。
子供がよくやる、自分の中のルール設定(笑)。

しかし、意外に距離があった!後半はアスリートなみの走りで、なんとか、目標を達成!!

ただ、達成感と引き換えに、今、俺の脚はガクガクだ。

明日のサンバ、子供達の「おはようタックル」に耐えられるだろうか・・・。

MASARU♪

Gado2 シカゴ旅日記Ⅲ

2012-02-13 01:17:54 | 長編
2月8日最終日

朝6:15に起きた。

前日におおせつかったつるさんへのモーニングコールの7:00までに時間があるので、シャワーを浴びて、散歩。ほんとにホテルの周りをぐるっとするだけのちい散歩。今日もさむい・・・。

どうでも良いことだが、地井たけおのちい散歩が好きだ。だが、「ちい」という言葉が、「地井」と「小さい」をかけているのなら、はっきり言って、小さいどころか、結構歩いてる・・・。
僕も手のひらサイズの画用紙帳を持ち歩いて、入ったコーヒー屋さんとか・・・描いたりしてるので、番組の最後に地井さんが、思い出の絵を描くあたり、ぐっとくる(笑)

さて、シカゴの話に戻そう。

今朝は早くに散歩に出たのに、エレベーターで人と出逢った。上階から降りてきたエレベーターに乗り込もうとしたら、大きな白人男性が、俺の宿泊している2階を、1階と間違えて降りようとしてぶつかりそうになって「wow!」となった。まだ外が薄暗い早朝に、一階だと思って降りようとしたエレベーターにすっと僕が入ってきたものだから、そうとう驚いた様子。エレベーターあるある話だ。
大抵みんなそのあとエレベーター上部に表示されたデジタルで停止階を確認するのが面白い。

さて、このエレベーター、閉まるボタンを押してからドアが反応するまでが遅く、ドアが閉まっていくスピードも非常に遅い。日本人なら、「閉」ボタンを連打してしまいそうだ。だが、そんな人はあまり見ないので、そんなに時間に追われていないか、あるいは、余裕をもって行動しているかのどちらかだろう。いずれにしても、あまりこの遅さには関心がないようだ。

だが・・・

その白人男性が「遅いね・・・」(もちろん英語だが)と言ってきた・・・「Yes,...I think so
・・・」と起きたての声で答えた。人によるらしい。
人の出逢いは面白い。ただの朝の光景だが、例えば、後に、この2人が全米を揺るがすバンドを組んだら、この偶然の意味合いは大きく変わってくる・・・が、今のところその予定はない。

俺はよくロビーに顔を出す。さみしいわけじゃない!ちょっと、人の顔がみたくなるだけ・・・。あ・・・これを「さみしい」と言うのか?

昨日の集合時間、ロビーにあったコーヒーディスペンサーを期待して、30分前にロビーに出たが、もうコーヒーは撤収されていた。だから、今朝は学習してコーヒーを部屋で入れて、カップ片手に散歩に出たが、今朝はロビーに入れたてのコーヒーがあった・・・
なかなか思うようにはいかないものである。

アメリカ式「早起きは三文の得」・・・いや、「早起きは2ドルの得」というところか。

散歩し、部屋に戻り、身支度をし、つるさんにモーニングコールをし、間もなく集合の時間だ。

あっと言う間のシカゴだった。

そういえば、今年はブルースではなくジャズを聴きにいったので、ブルースライブハウス・ブルーシカゴの巨漢のおっちゃんに会えなかった。いつも俺だけのIDを見せろというおっちゃんに今年こそ大人になったと思わせたかった・・・が、リベンジならず。

ふと、あのおっちゃん・・・このホテルのエレベーターに乗れるのだろうか?
扉の幅より広い気がすると、懐かしく思い出した。

いよいよ帰国だ。

         フライト~帰国

着いた・・・着いてしまった。

これから、日本で山積みの仕事に取り掛からなくてはならないと思うと少しだけ憂鬱だが、どんなに山積みでも、作曲・サンバ・ライブ・TAP DO!・レコーディング準備・・・こんなに楽しい仕事に追われているなら、幸せだ。

時差ぼけは・・・どうなんだろう、成田~シカゴ~成田と常時眠かったから・・・よくわからない感覚・・・あ、これが時差ぼけか?

時差といえば、
行きは、時間が戻ったことに大して得をした気分にはならないのに、帰りは損をした気分になるのはなぜだろう(笑)。

さ、日本に着いた。今年も、素敵な時間と出逢いをありがとうございました。感謝!

たつさん、カタツムリを持っていなければいいが・・・。

MASARU♪




Gado2 シカゴ旅日記Ⅱ

2012-02-10 23:55:48 | 長編
2012.2.7
現地時間5:30に目が覚めた。夕べのイタリアンでのワインとライブバーでのビールがきいて、深い眠りだった。

疲れは残ってはいなかったけれど、もったいないので2度寝をして、次に目が覚めたのは8:00だった。簡単な身支度だけして、外に出た・・・雪だ・・・。

昨日シカゴに到着して、「あれれ?」と思ったのは天気と気温。毎年雪で真っ白なはずのシカゴ・オヘア空港に雪がなかったのだ。この時期、どこもかしこも真っ白な雪化粧のシカゴが、今年は東京とさほど変わらない寒さで、雪も積もってはいなかった。

札幌とほぼ同じような高さであるシカゴにとってこれは異常らしい・・・スタッフも驚いている。

毎年、大雪でコンサートが中止になることを恐れている現地スタッフにとってこれは嬉しい誤算だった。・・・はずだが・・・

  今日は・・・

大きな雪の結晶が空中で結びあって、さらに特大な雪の結晶のかたまりとなってしんしんと降りてくる。
「やっぱりか・・・俺ってこうなんだな・・・」
ばっちり期待に応える自分の勝負強さ(よくいうならば・・・だが・・・)とこれからメンバーと集まった時に浴びる憎まれ口を思うと複雑だが、色んな意味で本領発揮の予感を強く感じる朝となった。

1時間後、部屋を後にした。ちょっと早いが、ロビーは快適だし、コーヒーも飲める。
夕べの食事でちょっときつくなったジーンズに首をかしげ、カイロを手に一つ、カバンに3つ入れた。会場はきっと寒い。大きなお世話だとわかってはいるが、誰かが「手がちべたい・・・」と言い出した時のために・・・。このメンバーに対する余計な世話焼きはもう治らないところまできている。

 (その後コンサート~終了)

現地時間16:30。コンサートを終えてホテルに帰ってきた。今回は、前回のようにロスなどの公の会場でやることはないので、シカゴ日本人学校のみのコンサート。

毎回のことながら、元気で熱いステージになる。

ここで何よりも驚くのは生徒の礼儀正しさ!すれ違うたびに元気な声で「こんにちは!」と。

僕は、学校の先生を目指していたけど、持論として、自分で考える力を育てる・あいさつがきちんとできる。というごく当たり前っぽいことを常々持っていた。

教えることなんて、極端な話、「あいさつ」だけでいいと思っている。

本人が興味を持ったものは自分で学んでいくし、これから失敗も重ねて経験を積んでいく。だから今の段階では、きちんとした、心のこもったあいさつ、そして人とのコミュニケーション。これができれば、大抵のことはクリアできると思っている。あとは、色んなことに興味を持つことだ。

何でも楽しめる人になってほしい。

さ、現地時間18:00。ロビーに集合して夕食へ。
明日は8:30にはホテルを出発だ。10:30くらいのフライトだった気がする。
そんなわけで夕食は軽く済ませることにした。

余談だが、いつも迎えにきてくれるANA駒谷さんの車はHONDAのオデッセイ。スライドドアは自動で閉まる。そして、自分の愛車もそうだが、カギはわざわざかけない、キーについているボタンをピっと押せばカギはしまる・・・。あえて紹介するほどのことではなく、少し前から当たり前で、もう今はキーレスエントリーで、カギを持って近くに行けば開き、離れれば閉まるようだ。
さて、駒谷さんの車にはさらにもう一つ・・・。

ピっとボタンを押して鍵を閉めたあと、「パア!!!」とクラクションが鳴る!

しかも、いつも若干の遅れがあるため、車を降りてカギを閉めて、しばらく歩くと「パアっ!!!!」っと、結構な音量で!

前回も前々回も、今回も、僕は毎回、そのオデッセイのクラクションに「びくっ!!!」となる。

小さく飛び上がるほど驚いたあと、後ろから車が来たのかと思い端に寄る・・・・そして、「あ・・・駒谷さんの車か・・・そうだった・・・」といつも思う。

小心者な上に、学習能力にかける自分を感じるとともに、あのクラクションになんの意味があるのか悩む。

今回もびくっとして、端に寄った後にお店に入った。お店には、なんとも偶然に、今日のコンサート会場のシカゴ日本人学校の校長先生がいらっしゃっていた。校長先生も驚いていたようだったが、コンサート後に名残惜しく、かた~い握手を交わした数時間後に再会するのは微妙に気まずい。

ホテルに帰って来たのは22:00。これでも軽く済ませた方だ。

そういえば、お店で千鳥足のアメリカ人がいた。
アメリカ人がお酒を呑んで千鳥足になっているのは珍しい。というか見たことなかった。

う~ん千鳥とは日本の表現・・・アメリカではなんだろう?

やっぱり鳥なのか?じゃあ、bird’s feet?

日本人には懐かしい、千鳥足とおすしの箱詰め・・・
こちらでは、フライドチキンでも持って帰るのだろうか?千鳥足である以上「共食い」ともいえなくないが、考えただけでちょっと胸焼けがする。

明日は朝が早い。
部屋の目覚ましアラームが不調のつるさんは、起きられずに部屋への電話で慌てて部屋を飛び出してくる日が続いていて、さすがに自信を喪失している。

そんなわけで、つるさんからのご依頼で、明日は、集合時間の1時間半前にモーニングコールする使命をおおせつかった。

責任重大だが、1時間半前なら、もうシャワーの中で鼻歌を歌い、それが熱を帯びて「熱唱」に変わっている頃だ、大丈夫だろう。
しかし、CAさんも宿泊しているホテルで男が起こすのもなんだし、そうだ・・・、せっかくだから、第一声で、ちょっと高い声で「アテンション・ぷり~ず♪」って言ってみようかな。

明日は帰国だ・・・さみしいけれど、もうこれ以上肥えるわけにはいかないっ!!!

今回も素敵な音楽の旅だった。

2/7 終わり。おやすみ

MASARU♪

Gado2 シカゴ旅日記Ⅰ

2012-02-10 01:38:06 | 長編
ただいま!ANA協賛・シカゴでのコンサートから帰ってまいりましたっ!

今回の強行スケジュールで、時差ボケがあるのかないのか?よくわかりませんがなんだかいつも眠い(笑)。

今回はシカゴのみのコンサートで日数も少なかったので、趣向を変えて、シカゴでノートにつけていた日記をそのまま、掲載してみようと思います。もの凄く長くなりそうなので、あ、帰ってPCで読もう・・・とか、今暇だから、携帯で読もう・・・とか、お好きなスタイルでどうぞ♪

2012、2、6
GADOGADOの一日を終えてシカゴのホテルのロビーにいる。

日本時間9:20。成田空港に集合した僕らは楽器ケース8つと個人のトランクを持ってチェックインカウンターへ。毎年の事ながら、楽器類の量がやたら多いのでカルネ通関には時間がかかる。中身をチェックするのだが、普通にドラムセット・ベースギターだけならまだしも、開けて「なんじゃこりゃ~?」と普通の人なら首をかしげるものも入っている。塩ビパイプとか・・・すべてを楽器と認識するのは難しいのだろう。
ここで、今回最初の「ヒヤリ・・・」
滞在先の住所やなんかを申告する段階になって・・・リーダー山本誠さんが「はっ!」と。
「やべ・・・滞在先とかの書類わすれた・・・」何度ファイルを探ってもないようだ・・・
「じゃあ、こちらで再申請しましょう!」と空港の女性職員。ひゅ~、頼りになるう!少し離れた別カウンターへ行き、誠さんは、宿泊先である「bouble tree hotel」に再申請でもしているのだろうか・・・するとほどなくして「まさる~!!!」。あ、呼ばれた。なんだ?「俺の携帯のアドレス何だっけ!!??」・・・あ・あなたが今手にしている携帯のアドレスですか?まったく世話の焼ける人だ。(笑)でも、人のアドレスより、自分のアドレスを表示できないこの感じ、わからなくもない。

誠さんは書類をたくさん持って色々と手続きをしなくてはいけないので仕事が多い!
同じ頃、僕らは・・・というと。
少し離れたカウンターで、エコノミーからビジネスへのシートのグレードアップの情報に、僕は小さくガッツポーズ、つるさんは小躍りし、たつさんは「にやり」としていた。
喜びを最小限に抑えたにしては、なんともわかりやす過ぎる人達だ。

今年も僕は、出国の際の金属探知機に止められた。
ベルトですかね・・・?と見せたら、「バックルですね~」と笑いながら言われ、う~んこれくらいのバックルで反応するとはすごいと毎年の事ながら感心。でも、じゃあ、どんなバックルにしたらいいのかなあ・・・いっそ紐でしばるか。

出発前のラウンジではあまり時間がなかったが、コーヒーを飲み、一休みした。ここまでで色々やることが多いコンサートツアーではこの時間が嬉しい。ラウンジに入ったのが遅かったため、先ほど再申請でもお手伝いをしてくださった女性職員の方が気を遣ってくださって、搭乗時刻を過ぎてから迎えにきてくれた。おかげでゆっくりできたが、空港内では軽いメンバー捜索活動が行われようとしていたらしい・・・
案内をしてくださった女性職員の方は「さきほどHPを見ました!コンサート頑張って来てください!」と。ずっと近くにいたと思っていたが、なんというチェックの早さ!青学出身をいうことで、本拠地青山こどもの城は知っているということだったので、「ではゴールデンウィークのフルメンバーコンサートで!」と口約束をした。縁とは不思議なものだ。

機内は快適!食事をし、映画を見て、寝る、起きる、映画を見る、食べる、音楽を聴く、落語を見る・・・なんて自堕落なミュージシャン(汗)。あ、メンバーのフォローをするならば、これは僕の機内での様子・・・けしてメンバー全員がそうではない!と、いいたいが・・・見たところあんまり僕と変わった過ごし方をしているようには見えない。

そんなフライトはあっと言う間!12時間~13時間くらいだっただろうか。

さて、シカゴ・オヘア空港への着陸が近づき、アメリカ入国時に必要なカードを記入。

このカード、名前・滞在先・フライト便名などを書き終えると、最後のほうにチェックシートがついている。申請が必要なものや、問題となるものを持ち込んでいないかをチェックするものだが・・・普通、ほとんどが「いいえ」にチェックを入れるような項目だ。

目があまりよくないピアノのたっちゃんは、機内の暗さと、天然のボケを見せ・・・
全てに「はい」とチェックをしたらしい。入国前に誠さんが気づいたからいいものの・・・

★動植物・昆虫を持ち込んでいますか→「はい」
★農場・大牧場にいましたか→「はい」
★病原体・カタツムリを所持していますか→「はい」

大問題だあ!!!

確かにたつさんは大牧場にいそうだし、カタツムリを持っていても不思議ではないけれど。

早くも僕らのコンサートツアーには笑いと一縷の不安がよぎり始めた。

僕がこのことでいつまでもお腹を抱えて笑っているので、たつさんはその記入したカードを僕にくれた。これで2年は笑える。

して、無事に入国。ちょっとだけたっちゃんの入国に時間がかかっている・・・やはりカタツムリを持っていたのか?

シカゴ・オヘア空港では楽器をコンサート会場に運ぶバンに詰め込み、僕らは久し振りの再会のANAシカゴの駒谷さんと硬い握手をして、ホテルへ。ここへは、CAさんもいらっしゃるので、ロビーで鉢合わせすることが多いが、なんか気まずい。やはり、暗がりの中で落語を聴きながら吹き出してしまった姿を見られたことが少なからず影響しているのか?

6日の午前11:20のフライトで12時間飛んだのに、ホテルに着いたのは6日の午前10:00。日付変更線とはほんとにややこしい。


2時間ほどCome in!あ、もとい仮眠をとり、昼食のために12:30にロビーへ!
つるさんが降りてこないので、フロントから電話をした。
「Room call Ok?」 「Sure.」 「a...room Number is 21○.」「ok.」
・・・これが、今回初の会話。会話とは言えないが、ま、よしとしよう。

ロビーにいた誠さんが「マボ(メンバーは僕をこう呼ぶ)、シャワー使った?」と
「いえ、まだですが・・・なにか?」
「すげえぞ・・・」
「なにが?」
「水圧が・・・」と。
僕は、このことを覚えておくべきだった。

このあと、みんなで食事をとり、楽器屋さんへ行き、車で小1時間ほどのダウンタウンへ向かい、ANAシカゴ支店長の大野さんと合流し、夕食のイタリアンへ。わかってはいたが、量が半端ではない!!普通日本ではシェアするようなビッグな皿を回りでは一人で平らげている。
「帰って腹筋しなきゃ・・・」と思ったが、
椅子で溢れかえる店内でゴリゴリとお尻やおなかをぶつけてくる真ん丸い人達を見ていると、なんだか馬鹿らしくさえ感じてくるから怖い・・・
とはいえ、「いかん!いかん!」と思いなおした。

そのあと、シカゴで最も古いジャズライブハウスへ!ここは、あのアルカポネが出入りしてお酒を飲んでいたという、歴史のあるライブバーだ。演奏も素晴らしかった!

言い忘れたが・・・昼食をとった「DARUMAYA(達磨屋)」という日本食レストランには、僕達が「ジェロ」と呼んでいる外国人がいる。まさしく演歌歌手の「ジェロ」のような若者なのだが、そんな風貌に関わらず、前々回は「さみっすね~」と。前回は「おひさしぶりっす~!」と流暢過ぎる日本語を話し、そのアンバランスさがたまらなかった。
今回も会えると楽しみにしていたが、姿が見えない。
きいてみると、ジェロは保険会社に就職したらしい!あのフランクな日本語でさぞかし営業成績を伸ばすことだろう・・・頑張れ!ジェロ!

楽器屋さんでは2mはあろうかという大男がバスドラムを運んでいた・・・バスドラムに見えないところが凄い。

かくして、ハードな1日を堪能した僕らはホテルに帰ってきた。明日は本番だ。

部屋に帰り、すっかり忘れていた誠さんのシャワーの話を、レバーをひねった時に思い出した。

すんごい、水圧だ!!!胸に穴があくよ!

思い出せばヨーロッパでも良くある光景で・・・

欧米のシャワーにもの申す。
日本人はみんながみんな、お坊さんではない!
みんながみんな、日々、滝に打たれているわけではないのである、南無。

2月6日、終わり、おやすみなさい。

MASARU♪

GADO×2シカゴ

2012-02-05 23:56:28 | Diary
こんばんは!!
明日からシカゴに行ってまいります!!

時差があり、6日出発の6日到着っ。
7日にシカゴでコンサートを行い、8日に帰路につきますが、時差があり、9日に帰国です!

多い年で、ヨーロッパ6都市、アメリカ4都市で、
15本くらいコンサートをやってきたので、シカゴのみ2本は、ちょっと寂しいですが、かなりの集中力でのぞめますね!

すぐに帰ってきますが、ちょいと異国の空気を吸ってきま~す!

MASARU♪