
毎年お願いしている農家さんから、
「刈り取りしましたよー」と連絡がありました。
8月からずっと麺類で生活していたので、久しぶりの家で炊くお米です。
今年は、「てんこもり」という銘柄。
さっそく炊いてみました。
美味しい!
7月に施設に入所して、10日後には
病院暮しになってしまった母。
歩けないことと、認知症以外、内臓に悪いところはないのだけれど、
痰吸引のためだけに入院。
面会もリモート、その上回数も限られていて…
先週50日ぶりに会うことができました。忘れられたかと覚悟していましたが、「マサコ、帰ってきたの? どこにいるの?」と画面越しに矢継ぎ早に質問してきました。
覚えていてくれた!
私たち三姉妹で会いに行ったのですが、あんまり不憫で…
「在宅介護に戻ろう!」と
全員一致で決断しました。
前から少しずつケアマネージャーさんに相談はしていましたが、全力でお手伝いしてくださると言って勇気をくださいました。
娘三人で分担しながら、なんとかなるでしょう。
でも、戻ってくるのは私の家。
狭い公団。
受け入れ準備をしなくては。
私たち夫婦は4階、
母が戻る家は、娘が一人で住んでいる1階。
何度も往復しながら、準備進行中。
今日、やっと片付けが一段落しました。

にんじん木の花が咲く季節に
母が戻ってきます、と覚えておきましょう。
そういうわけで、みんなが交代で
泊まってくれるから、
「てんこもり」をたくさん
購入させていただきました。
介護は、一人で背負ってしまうと
続かないと言われました。
介護サービスをフル利用して、
自分の生活も大切に。
昨日は、駒込まで。
5月に依頼されていた演奏をしてきました。某詩人クラブのセミナーで、
講演の息抜きに、会員の演奏をということで、気楽に演奏できました。
(ちょっと緊張したかな?)

毎日少しずつ、夫のチェロと私のフルートの合わせ練習をしてきたから、素人は素人なりのメッセージを持った演奏ができたかな?
介護の日々が続いても、
音楽と詩は忘れないように。
あっ、自転車もあったか。
母が戻ってくるのが待ち遠しい。
子供の頃、母が仕事から自転車に乗って戻ってくるのを石垣に腰掛けて待っていたときのような気分です。