せっせと生活、ときどき読書

薬降る

明日は端午の節句。

はしらぁのきぃずうはーおととーしーのー、

って、、なんで去年じゃないねーん、という突っ込みはおいといて。

タイトルにした「薬降る」は季語です。

旧暦5月5日午の刻(正午ごろ)に降る雨のこと。

その雨は「神水」とよばれ、竹筒にいれ大切に持ち帰られ、薬を作るのに用いられたということで。

5月5日は古来薬の日ということで。

推古天皇からの風習で宮中の女性は薬草を摘み、男性はシカの角(ろくじょう。漢方薬)を集めたということ。

天気予報もない昔、お役目の方はさぞドキドキされていたでしょうね。

雨が降ったあとに陽が射そうものなら、奈良の里は金色パラダイスってことで☆彡


枕草子にも、



端午の節句にはそれまで下げていた菊の薬玉から新しいものに取り替えるのよ、

と書いてありましたね。(第三十六段「節(せち)は」)

現代でもヨモギや菖蒲をつかった薬玉作りのワークショップなど行われているようで、

こんな素敵なワークショップ、

機会があればぜひ参加したいです。

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