先生「これから、たし算とひき算の問題を 読みます。
『これは、たし算のもんだいだな。』と思ったら、シュワッチの
ポーズ(両手を胸の前で、クロスする。)をしてね。
『これは、ひき算の問題だな』と思ったら、アイーンのポーズ
(あごの下で手を床に水平に出す。)をしてね。
『・・・・でしょうか。』『・・・なりますか。』と言った後に、
パッとポーズをとってください。
第一問。
鉛筆が、5本あります。
今日、お母さんから 4本 もらいます。
児童 パッと シュワッチのポーズ。
ジッと集中して 問題文を聞いて、声無しで、ポーズだけで
全員が答える。
先生「正解! たし算です。
第二問。
こどもが、9人 遊んでいます。
こどもが、3人 帰りました。
児童 アイーンのポーズ。
先生「正解! ひき算です。
第三問。
赤い花が、8本。
黄色い花が、6本あります。
児童 アイーンのポーズ。
先生「正解! ひき算です。
第四問。
みかんを 昨日、4個、
今日、3個取りました。
児童 シュワッチのポーズ。
先生「正解! たし算です。
第五問。
男の子が 5人。
女の子が、3人 なかよく遊んでいます。
みんなで、何をして遊んでいるでしょうか。」
児童 シュワッチのポーズ⁈ではなく、ざわつく。
「ひき算でも、たし算でもありません!」
先生「その通りです。ひっかけ問題でした(⌒∇⌒)
第六問。
あめが、5個あります。
2個 お兄さんにもらいました。
3個 友だちにあげました。
児童 考え込む児童がいる中、
シュワッチのポーズから、アイーンのポーズに
切り替える児童がいる。
先生「おおお!正解の人が、何人かいます。
もう一度、読みます。」
繰り返し文章題を読む。
児童 集中して聞く。聞いた後、二つのポーズをとる。
先生「正解! 素晴らしい!
たし算の後、ひき算でした。
どうして、そう考えたの?」
児童 それぞれの考えを言う。
先生「第七問。
おにぎりを、8個作りました。
お姉さんに、3個あげました。
弟にも、3個あげました。
児童 アイーン、アイーン。
先生「正解! 難しい問題も、見事に正解しましたね。
どうして、そう考えたの?」
児童 自分の考えを 言う。
先生「たし算、ひき算だと分かる言葉を カードに書きました。
どちらの計算の言葉か、教えてください。」
以下の言葉が 書いてあるカードを 黒板に貼る。
あわせて
のこり
おおい
ちがい
ぜんぶで
ふえると
すくない
どちらがどれだけ
みんなで
児童 カードを たし算のキーワード、ひき算のキーワードの二つに 分ける。
「たすのかな?ひくのかな?」のプリント問題を解く。
★2年生になって、たし算とひき算のひっ算問題で、
児童の多くが 混乱した問題。
おつりは、いくらですか。」
式 67+23=90
100-90=10
答え 10円
のはずが、
67-23 とか 100-67 とかの立式。
文章を読み取って、二つの式を立てることが、難しいようだった。
文章自体の分かりづらさがあり、二つの文にした方が、分かりやすいと思う。
でも、問題の場面を 思い浮かべて、立式できなかったのは、どうして?
読み取りの力が・・・買い物経験が・・・?