先生「この〇のところに、言葉を 入れてみよう。」
黒板に、
「長さを はかる〇〇〇に、〇〇〇メートルがある。」
児童「長さを 測るときに、センチメートルがある。」
先生「惜しい・・
センチメートル、よく覚えていたね。
『とき』だと、1文字足りないね。」
児童「長さを 測る・・・」
先生「あれ?もしかしたら、初めて聞く言葉かもしれない・・
『たんい』という言葉を 知っていますか。」
児童「初めて。」「聞いたことある。」「なんとなく分かる。」
先生「この前、紙の縦の長さを 測ったね。
方眼用紙(工作用紙)の四角、11個分の長さでした。
四角1個が、何個分か、数えたね。
1個が、1センチメートル。
1センチメートルが、11個分で、11㎝ですね。
もとにして いくつ分の 『もと』を『たんい』と
言います。
みんなで 〇に言葉を入れて 読んでみよう。」
児童「長さを 測るたんいに、センチメートルがある。」
先生「単位という言葉を 覚えられたかな。
一人で、言ってみよう!」
次々、指名する。
先生「1センチメートルって どのくらいの長さ?
親指と人差し指で、このくらいってやってみて。」
児童 1センチメートルを 指で表す。
先生「おや? いろんな長さの1センチメートルがあるね。
方眼用紙(工作用紙)1センチメートルを切ったものを
配ります。
自分でこんな感じかなって思った1センチメートルと
比べてね。」
★この1cmの工作用紙を使って、自分の身の回りにある
「ちょうど1cm」のものを 探す。
自分の席に座って探したり、教室内を歩き回って探す。
自分の探した「ちょうど1cm」のものを、みんなに発表する。
(ものに 1cmの工作用紙を当てて、発表する。)
先生「今日は、はがきの 縦と横の長さを 測ります。
この前作った細長方眼紙(工作用紙)を出しましょう。」
児童 目盛りが、0から15まで書いてある ものさしを出す。
先生 はがきを 配る。
黒板に「はがき よこ 〇㎝
たて 〇㎝」と書く。
児童「横は、10㎝です。」
「縦は、14㎝とちょっとです。」
「縦は、もう少しで15㎝です。」
先生「はがきの横の長さは、10㎝ですね。
縦の長さは、『14㎝ちょっと』って書けばいい?
それとも、『もう少しで15㎝』って書けばいい?」
児童「どっちでもいいと思います。」
「何かスッキリしないな。」
先生「では、スッキリさせましょう。
1センチメートルより、小さい単位が あります。
1ミリメートルです。」
先生「1センチメートルを 10個に分けた1つ分を
1ミリメートルと言います。」
1㎝=10㎜
先生「とっても小さな単位だね。」
児童「この細かい線、1ミリメートルの線。
見たことあるよ。」
先生「そうだね。みんなが、線を引くときに使っている
ミニ定規にこの線が、いっぱいついてるね。
見てみよう。」
児童 それぞれのミニ定規を 出す。
「細か~い。」「すごくいっぱいある。」
「センチメートルの数字、書いてあった。」
先生「ミニ定規で、はがきの縦の長さを 測ってみよう。」
児童 ミニ定規で測る。
「10㎝8㎜だ。」
先生 黒板に、先ほどの続き、10㎝8㎜を書き足す。
「ミニ定規で、10㎝8㎜と 測りました。
この竹のものさしでも、測ってみよう。」
*竹のものさしには、センチメートルの数字が書いていない。
どこが、センチメートルの単位で、
どこが、ミリメートルの単位か分からなくなる児童が
いる。机間指導する。
実物投影機などを使って、ミリメートルの目盛りが、よく見える
ようにして、測り方、目盛りの読み方を 指導する。
児童 はがきの縦の長さを 竹のものさしで、測ることができた児童は、
教科書やノートなど、身の回りのものの長さを
竹のものさしで測る。
*1㎝、5㎝、10㎝の印を みんなで読み取る。
慣れてきたら、〇cm〇㎜を読み取る。