先生「どちらが、大きいでしょうか。」
黒板に二か所、十の位、一の位と
枠を書いておく。
そこに、1~9までの数を書いたカード、
二セットからランダムにカードを選ぶ。
「一の位に、5、こちらは、2。
どちらが大きいと分かったら、大きい方を
指さして。」
児童 まだ、手を出さない。
先生「十の位、1、こちらは、6。」
黒板には、『15,62』
児童 62の方を指さす。
先生「正解!
十の位の数が出ないと、どちらが大きいか
分からないね。」
カードを置く速さを速めてもう一回。
今度は、十の位を先に置く。
先生「十の位が、7、こちらは、4」
児童 パッと指さす。
先生「おっ、速いね。一の位が分からなくても
分かったんだ。」
児童「一の位の数は何でも
十の位の数で大きいと分かる。」
先生「そうだね。一の位の数ではなく、十の位で決まるね。」
今度は、百の位に1のカードを置く。(二か所とも)
百の位が同じ1だと、十の位でどちらが大きいかが決まる
ことをおさえる。
先生 黒板に十の位、一の位と枠を書き、ブロックをはる。
ブロックの数を読む練習をする。
全体、個別、どんどん指名していく。
十の位の上に、『10が』
一の位の上に、『1が』と書く。
先生「一緒に、読みます。
10が5こ。」
児童「10が5こ」
先生「1が7こ」
児童「1が7こ」
先生「で、57」
児童「で57」
先生「問題です。
10が6こと、1が5こでいくつ?」
児童「65」
他の数でも繰り返す。
百の位を書き足す。
先生「10が 10こで百。」
児童「10が 10こで百。」
先生 先日、百のまとまりをどう数えたか思い出させて
もういちど、百を確認する。
先生 百の位に百のまとまりブロックを一つ、
十の位に十のまとまりブロックを一つ、
一の位にばらのブロックを一つ置く。
下に、100101と書く。
児童 ざわつく。
先生「どうしたの?」
児童「えーと、なんかおかしいです。」
先生「100101、ひゃくじゅういちだよね。」
児童「十の位のところに、10って書いちゃだめです。」
先生「なんで?」
児童「十のまとまりが、10こじゃないから。」
「十のまとまりが1こで、10。」
「一個だから、0を書いちゃだめ。」
先生「ほんとだ!十が10こじゃないね。」
0にバツを書く。
児童「百の位のところも!」
「百のまとまりが、1こだから1って書く。」
「0をとらないと。」
先生「ほほう、百のかたまり1こだから、1ね。」
0にバツを書く。
111になる。
ブロックを120に並べて、どう書くか
みんなで考える。
教科書で三位数の表し方の問題を解く。
プリントで二位数、三位数の表し方、位どりの書き方、
数の構成、数直線の問題を解く。