わくわく わかる まなぶ さんすう1年生 2年生

1年生と2年生
算数授業での先生と児童のやりとり。
子どもっておもしろい!

1年さんすう かたち③

2020-05-09 17:10:36 | 日記

先生「今日は、

   この棒を使って、いろいろなかたちを作るよ。」
   数え棒を見せる。



   黒板に『ぼうをつかって いろいろなかたちを つくろう』と書く。
 
  「この中で、棒で 作れるかたちは どれですか。」



先生「これは?」一つずつ児童に聞いていく。
児童 棒で作れる形を選ぶ。
先生「この中で、まるのかたちは、棒で作れないね。
   では、三角△は何本の棒で 作れるかな?」
児童「3本です。」
   四角□についても、考える。
先生 児童が答えた本数の棒で、形を黒板に作る。

先生「これは、かたちかな?」



児童「さんかく!」

  「さんかくじゃない」

  「とんがり?」

  「かたちじゃないと思う」
先生「どうしてかたちじゃないと 思ったの?」
児童「棒で囲まれてないから。

   さっきのさんかくもしかくも、棒でかこまれてた。」
先生「そうだね。さんかくもしかくも、ながしかくも、棒で囲まれていたね。
   このとんがりは、かたちでは、ありません。
   棒で囲まれて、ぬり絵だったら、どこまでぬるか、

   ちゃんと分かるのが、かたちです。」

   20枚の、画用紙に かたちかたちではないものを 作っておく。
先生「今から、絵をどんどん見せます。


   かたちだと 思ったら、両手で丸(〇)、


   かたちじゃないと思ったら、両手でバツ(✖)を作って教えてね。
   いくよ~!」















児童 20枚の絵に次々、丸かバツで答えていく。

先生「パッと見て、かたちかかたちじゃないか分かるようになったね。
   では、みんなで、

   棒を使って かたちを作っていきましょう。」
児童 一人9本ずつ、数え棒を準備する。

先生 色棒3本(掲示用の大きい数え棒を準備)を使って、黒板にさんかくを作る。



   数え棒を一本ずつ 増やして、いろいろなかたちを作っていく。

   棒で囲まれた、閉じた形になるように、声掛けする。

   色棒4本

   色棒5本

   色棒6本

 

  色棒8本

 

  色棒9本


児童 黒板を見ながら、かたちを作っていく。
   分からないときは、先生や回りの友達に教えてもらう。

   一定時間は自分で考える。

先生「さあ、自分でもいろいろなかたちを作ってみよう。」
児童 色棒9本を使って、かたちを作る。

   作ったかたちを 友だちや先生に見せる。

先生「では、色棒を片付けて、鉛筆と定規を出そう。

   点が印刷された紙を配る。

  「・と・を つないで かたちを作ります
   最初は、先生のマネをしてね。」



  黒板掲示用の格子状の紙を使って、

  最初は、三角、四角など簡単な形をいくつも描き、

  最後には、矢印やクロス(点と点をつないで、閉じた形)を 描く。





  児童に・と・を 定規で結ぶ、良い例と

悪い例(点から始まらない、点と点を結んでない、線が曲がるなど)を提示して、

まっすぐ、・と・をつなぎ線で囲まれたかたちを 描くように指導する。

 「点と点、スーッと!つなげる」


   
  


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