少し前にヤフオクで購入した古九谷の皿です。
いろいろ経緯があり突如買ってしまいました。
以前ブログで紹介した柿右衛門手の布袋文皿を出品していた方の出品でしたので大丈夫だろうという思いもあってでした。
購入後取引メッセージで少しやり取りさせていただきましたところこの品に関して前期古九谷という見解でした。私もそうだろう思ってはいました。
※この方思った通りコレクターの方でして小木先生とも親交が深かったようです。
最近古九谷関連の本も購入して読んでみましたが結局良く分かりません笑
何処が江戸後期ものだとか写し手なのかとかの勘所がちょっと難しいなと。
それで品以外の情報に頼ってしまって購入してしまっているところです。
この品昼飯35人前でして、傷も大きく今の相場では安くは無いかもしれませんが、出品者さん曰く購入時のからすると4分の1から10分の1で整理されているとのことでした。
芦雁文です
口径13.8高さ2.9底径7.8
茶色が足りませんが五彩手??
八角の形はまあまあ珍しいのでは無いかと思います。
ホツを通り越してカケです(⌒-⌒; )
数箇所ホツ
鳥の周りに虹色にぼやっと色が変わっています。これがハレーション?というやつなのでしょうか?
これは贋作でも出るのとのことで参考程度なんですかね?
裏側は瓢箪模様で高台内に角福です。
裏側は瓢箪模様で高台内に角福です。
染め付けがあるとなんとなく安心してしまいます笑
手に取りまず思ったのは大きさの割に重いなという点です。
底はかなり厚く造られているようです。
その割に写真のように一部光が透けるくらい縁は薄い箇所もあります。
かなりいびつです。
ぱっと見皿自体の造形はまだ技術的に未熟な江戸前期を感じさせます。
年代にしたら1650年前後に見えますが。。。
私にとっては初古九谷です。
コレクターっぽくなってきました。笑
品は見ていて嫌な気持ちにはならないです。本歌であってくれとは思っています。
色絵を彷徨った結果ついにこの領域に足を踏み込んでしまいました。笑
どんどん深い沼にハマっていっている気もいたします。(⌒-⌒; )