いわゆる岩バッタのお皿です。
カブトの形です。
上手く映らなかったんですが367グラムで薄くも厚くもない造りです。
柴田コレを参考にするとやはり1582の皿に近いです。
芙蓉手でこの手のタイプのお皿は持っていなくいつか手に入れたいと思っていました。
つい最近ヤフオクでこのお皿が目にとまり欲しいなあと。
今回は少し頑張ろうと思っていましたが昼飯12人前程度で落とせたので到着を楽しみにしておりました。
口径20.2高さ3.2底径11.7
来歴も面白くこの品は出品者の知人の蒐集家がベトナムで購入した品とのことでした。
外国への輸出品だったのだろうと思います。
大きな傷はないのですがハゼの後はあります。
縁はKさんの持っていらっしゃるお皿同様へこみをつくり輪花っぽく仕上げています。
ぱっと見て惹かれてたのは呉須の色でした。写真なので不安でしたが思った通りのものでした。
大きな傷はないのですがハゼの後はあります。
縁はKさんの持っていらっしゃるお皿同様へこみをつくり輪花っぽく仕上げています。
ぱっと見て惹かれてたのは呉須の色でした。写真なので不安でしたが思った通りのものでした。
良い顔料なのではないかなと思います。
裏には銘が正の字からは珍しいのでは!?
裏には銘が正の字からは珍しいのでは!?
ハリは一つです。この大きさなら3つくらいありそうなのですが、上手には少なくする説もあるようなのでこういうのもあるのかなと思うことにします。
カブトの形です。
上手く映らなかったんですが367グラムで薄くも厚くもない造りです。
柴田コレを参考にするとやはり1582の皿に近いです。
輸出品だとすると同じ頃のものではないのかなと思います。
今回のものは大丈夫ではなかろうかと思うものの芙蓉手は手にとったことはないので少し不安ではあります笑(⌒-⌒; )
さらに、中国陶磁器と伊万里との関係を知るのにも良い品だと思います。
「正」の裏銘は初めてみました。
尤も、幕末九谷の正院焼には、デンと大きく描かれていますが、ボディは半陶半磁の青手大皿です。
芙蓉手は独特雰囲気があるという点同感です(^^)
この絵付けかなり手間暇かかりますよね。
基本的には余白の美しい絵付けが好きなんですけどこれはこれで面白いなあと思っています。
昔は本で眺めて憧れていたものですが、有名なだけに贋作も多そうですよね??(^^)
伊万里焼きだけでなく正院焼等他産地にも大きく影響を与えている文様なのですね。
参考には丁度良かったかなと思いたいです。(^^)
岩バッタとかが定番品のようですが、この品は裏文様と落款が個性的です
一味違う芙蓉手、良い品を入手されました。
典型的な古伊万里なだけあって、人気が高く、以前は高かったですよね。
それで、私も、なかなか手に入らなかったです。
この皿の裏文様は、〇とか+の簡単な文様ではなく唐草文様になっていますよね。
私は、個人的には、この手の皿は、裏文様〇+のものよりもちょと時代若くはなりますが、それだけに、和様化が進み、上手になったのではないかなと考えているんです。
これは、ベトナムで手に入れたものなのですか。東南アジア向けの輸出品だったのでしょうかね。
「正」の裏銘は、私も初めて見ました。珍しいですね。
高台内の
ありがとうございます(^^)
芙蓉手はいつか欲しいと思っておりました。
以前裏銘が元禄で本に載っているタイプを見つけこれはと思い入札参加しましたが25人前くらいで諦めました。
貧乏コレクターゆえ軍資金内で買えるものをと思っていた所目にとまりました。
それでも普通の人には汚い皿を何故そんな金額で買うんだと思われると思います笑
この裏の唐草のタイプは私も少し若いように感じておりました。
私の物は元禄以降なのかなあなんて思っています。
あてになりませんが感覚的に呉須の色合いもその頃にありそうな色だなあと勝手に思っています。
ベトナムへの輸出最盛期がどのあたりかをもう少し調べてみるのも面白いかもと思っています。
裏銘はKさん芙蓉手も面白いですね!
かなり緻密な絵付けの精を尽くしているよう見えるのでこの手のものは作者も何か印を残したかったのかなと想像してしまいました笑