歩き日記

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高千穂峰霧島東神社登山口から登る

2008年12月23日 | Weblog

 

 山の案内 歩き日記

  暖かい時季はヒルが多いコースである。昔はヒルがいなかったが、何故だろう。A地点に車を駐車したところ、登山口の道標が新たに設置されている。本来は霧島東神社を経由するコースであったが・・・

 登山口が変わった理由は、看板に「一部の心なき登山者が境内にヒルを落として・・一般の参拝者が被害を・・・・」と書いてある。ヒル被害防止のための措置らしい。冬場はいないと思ったが指示に従うことにする。

 登山口から檜林の急坂登山道をひと登りすると、緩やかな登山道になりB地点(旧登山道)に出会う。左折で神社、右折で高千穂峰だ。登山道は整備され問題なく歩けた。

登山時間は登山道情報記録、撮影時間を含んでいる。
☆(登山口)8:02→8:07(B)8:12→



各ポイントには距離・標高道標もあるので助かる。

 B地点から急坂な長い登り、短いゆるやか、短い下りを繰り返し歩くと3.9km地点につく。ここから急坂な長い擬木段を登り切ると緩やかな登山道になる。このコース唯一の長い緩やかな登山道だ。快適に歩く。

 檜林、雑木林、檜林と雑木林の境界、雑木林と風景が変化すると、だんだんと急坂な登りになり、急坂から緩やかな登山道になると3.0km地点につく。ここから急坂な登山道の連続となる。擬木段を「ひぃ~~」とうめきながら登る。

 とにかく擬木段が多いコースである。それも急坂で長い。ここまでの登山道は整備され問題はなく歩けるが急坂が長い。(昔は荒れていた。)



 擬木段を苦しみながら登ると狭い平坦部にでる。2.2km地点である。ここからも急坂の連続だ。登山道もだんだんと狭くなり、荒れた登山道になる。(ところどころ補修されているが・・・・・)

 狭い登山道を登ると灌木林に入り、視界がだんだんと開けてくる。御池、小池、遠くに前回登った鰐塚山が見える。広い西諸県盆地が一望でき爽快である。今回は見えなかったが、霞んでなければシラトンホテルも見える。

 登山道は急坂の連続で荒れた箇所もあるので慎重に登ろう。下りの滑り転落に注意。



 視界が開け鎖柵の石段になると双子(二子)石は近いぞ。昔、鎖がなかった箇所も鎖が設置されている。有り難いことだ。転落に注意しながら登る。

 レットさんは元気に登っている。階段ではトントンとリズミカルに登って行く。階段が好きなのか・・・「短足なのでリズミカルに登らないと登り切れない」と推測したが・・・・・「違う!!won」と怒っております。(^_-)

 石段を登り切りやや急坂な登山道を歩くと、遠くに双子石が見え、まもなく双子石に着く。

☆(登山口)8:02→8:07(B)8:12→9:20(休憩)9:30→10:31(双子石)10:41→



 双子石、じつは3つの大石がある。レットが「三つ子石won」と言っております。双子石の間から霧島連山の素晴らしい風景が見える。新燃岳の噴煙が一際目立つ。

 双子石から一旦短く下り緩やかなアップダウンから、やや急坂を登ると緩やかな登山道になり、このコース最高の展望ポイントに着く。ここから眺める高千穂峰は最高だ。懐深く高千穂峰の雄大さが、感じられ何もかも包みこんでくれる。 

☆(登山口)8:02→8:07(B)8:12→9:20(休憩)9:30→10:31(双子石)10:41→10:50(展望ポイント)11:06→



 展望ポイントから急坂を下り、緩やかな登山道を歩くとC地点(夢ヶ岡登山口)に着く。ここから木段のやや急坂を登っていると、登山道に立派な角の大きな牡鹿が仁王立ちでこちらを見ている。
 
 しばしにらみ合い、目を離したら襲われる、写真は撮りたいし、緊張の時間が流れる。思い切って撮影するとスーと去っていった。ホット胸をなで下ろす。レットさんは私の後ろでびびっておりました。

 それにしても大きい鹿でした。間近に立派な角の牡鹿、凄い迫力でした。鹿と別れ木段をの登るとD地点に着く。木段は整備され歩きやすい。 



 急坂木段を登ると北面廻りの登山道になる。短く下り登る登山道だ。かなり登山道が荒れている。下りではレットを抱っこした。岩場を滑らないように慎重に登る。北面は冬場には凍るので注意が必要だ。

 岩場を登り切ると浸食された緩やかな登山道になる。鳥居跡(支柱のみ)を過ぎると火山礫の急坂な木段が山頂まで続く。木段は整備され問題なく登れる。昔は火山礫ガレ場を滑りながら登ったものだ。



 「いつまで続く木段かな」と呟きながら登る。登山道の両脇にコイワカガミの葉っぱが太陽に光輝いている。5月頃、白い可憐な花を咲かせる。     
  
 急坂な木段を大きくカーブすると山頂の旗が見えてくる。ようやく着いたかと安堵する。山頂は風があり寒い、上っ張りをだして着る。遠くは霞んでいるが、霧島山系の山々はしっかり見える。

 α350で撮影だ。もちろんレットもモデルだ。レットの凄さはモデルとしてポーズをとるしカメラ目線で、しっかりカメラを見てくれることだ。寒いので超特急で撮影する。

 風の当たらない場所で昼食だ。日向がポカポカと暖かい。あちこちで登山者がお湯を沸かしカップラーメンを食べている。うまそうだ。私はおにぎり4個と唐揚げの簡単弁当だ。ポットの熱いお茶がうまい。レットにもおやつを与える。

 ザックを背負い下り開始だ。展望ポイントまでは快適に下れたが、荒れた登山道は大変だった。登りの得意なレットも下りの段差には弱い。何回も抱っこする。「可愛いから苦にならないけどね」「won!」(^^;)
 
 途中、足がツリ激痛がはしる。「頼む頑張ってくれと足を励まし下ると激痛も治まった。筋肉痛スプレーを買ったのに持参してない、反省。 いろいろありましたが、満足の一日でした。冬の青空が美しかった。楽山時間:7時間19分/10km

登山時間は登山道情報記録、撮影時間を含んでいる。
☆(登山口)8:02→8:07(B)8:12→9:20(休憩)9:30→10:31(双子石)10:41→10:50(展望ポイント)11:06→(登山口)


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